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3COINSの食品ブランド「ごはんもん」がコスパ最強&大満足!全5品を実食レビュー

文=清談社
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「3COINS+plus」の「ごはんもん」5商品
「3COINS+plus」の「ごはんもん」5商品

 株式会社パルが運営する300円均一の雑貨店「3COINS」。生活雑貨やインテリアのほか、アクセサリーや化粧品など女性向けアイテムも豊富だ。一方で、最近ではビジネスパーソンでも使いやすいデジタルデバイスや、一つ持っておくと何かと便利なキッチンツール、オモチャや補助便座といったキッズ用品など、ラインナップが充実してきている。

 そんな3COINSには、いくつかの店舗タイプが存在するのをご存知だろうか。駅構内に店舗を構える「3COINS station」と「3COINS OOOPS!」。そして、500円、1000円、1500円と高価格帯の商品も取り扱う大型店の「3COINS+plus」だ。

 なかでも、3COINS+plusは大型店とあって、通常店舗では見かけない商品も数多く並んでいる。2020年12月からは「ごはんもん」というオリジナルブランドをスタートさせ、食品の取り扱いを開始した。同ブランドでは、全国各地からセレクトした瓶詰や卵焼き専用のだしなど、“ごはんのお供”となる食べ物を中心に展開している。

 今回は、話題の「ごはんもん」から、白米との相性抜群なおかずや、ごはんのお供をチョイスした。雑貨店の食品とは思えないほどハイクオリティな商品たちを、ぜひ味わってみてほしい(各種情報は調査時点、価格は税込み)。

鰹かおる食べるめんつゆ/432円

 最初に紹介するのは「鰹かおる食べるめんつゆ」。「南高梅かおる食べる梅ぽん酢」と並ぶ「ごはんもん」ブランドの看板商品だ。容器代のせいか、今回紹介する5点のなかでは唯一の400円台と少し割高だが、コストパフォーマンスは決して悪くない。

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 というのも、「食べるめんつゆ」はかなり味が濃く、少量で白米を大量に消費できてしまうのだ。具材は麹や醤油などで漬けた大粒の大豆がメインで、そこに小さく刻まれた昆布や椎茸が食感にアクセントをプラス。鰹の風味が強いが、後味は確かにめんつゆで、ほかではなかなか味わえない新ジャンルだと感じた。ごはんはもちろん、冷奴や湯豆腐などの豆腐料理、野菜との相性も良いだろう。

国産味付けのり わさび/324円

 続いては、何かと使い勝手のいい、わさび味の「味付けのり」を紹介しよう。独特のチャックを開けると、わさび風味の駄菓子を思わせるような懐かしい香りが漂う。内容量は10切が30枚と大容量だが、乾燥対策として空気を抜きやすい作りのチャックが採用されているため、保存が安心してできる点もうれしい。

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 白米に巻いて食べると、わさびの辛味が鼻をツンと刺激する。わさびの風味はかなり本格的なので、お酒のおつまみとしても活躍。そのほか、パスタやお茶漬けのトッピングに使うなど、さまざまな料理のスパイスに化ける可能性を秘めている。常備しておけば、さまざまなシーンで大活躍し、自炊の幅を広げてくれる商品だ。

バター醤油 ハンバーグ/324円

 コンビニ惣菜でも人気が高いハンバーグだが、そのほとんどが定番のデミグラスソース味だ。しかし、「ごはんもん」には、筆者が確認できただけで3種類のハンバーグがあった。デミグラスソースのハンバーグ、ホワイトソースのハンバーグ、そして今回紹介する「バター醤油 ハンバーグ」だ。

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 バターは、まろやかな味わいの“高千穂バター”を使用。風味はしっかりしており、醤油と合わさることで食欲をそそる香りが漂うが、くどさは一切なく上品に仕上がっている。115gと値段のわりに量が少ないが、大量のソースはごはんにかけてもおいしいので、ロコモコ丼のように白米の上に乗せて食べるのがおすすめだ。

スパイスカレー/324円

ごはんもん」はカレーのラインナップも豊富だ。筆者が訪れた店舗では、ビーフカレー、バターチキンカレー、ハヤシビーフカレー、スパイスカレーの4種類が並んでいた。その中から、今回は「スパイスカレー」を取り上げたい。

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 ごはんもんのスパイスカレーは、パッケージにも書いてある通り、初心者でも食べやすい味付けになっている。野菜やチキン、フルーツの甘味に加え、各種スパイスの香りも感じる味わいなのだが、それを全面的に押し出していない。クセが抑えめで、確かに初めて食べる人にはピッタリといえる。

 ただし、スパイスの風味をしっかりと感じたい人や、本格的な辛さを求める人からすると、物足りなさを感じるかもしれない。

ぼっかけ/324円

 最後に紹介する「ぼっかけ」は、福井県の郷土料理。ハンバーグやカレーといった王道メニューはもちろん、郷土料理まで取り扱っているのは、全国各地から商品をセレクトしている「ごはんもん」ならではだと感じた。

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 ぼっかけとは、牛肉やこんにゃくがメインの汁だくの煮物をごはんの上にかけた料理で、甘辛さが特徴。多めの出汁のおかげでお茶漬けのようにスルッと食べられるが、味つけは濃い目なうえ、食材も噛みごたえ十分なので、見た目以上に満足感が得られる。特に「ごはんもん」の「ぼっかけ」は味がよく染みた大根が存在感を発揮していて、絶品だった。温かい出汁が効いたホカホカな味わいは、寒くなるこれからの季節にぜひ食べてみてほしい。

 それぞれの料理には、同じく「ごはんもん」ブランドで販売されている「十六雑穀ごはん」「発芽玄米ごはん」「生姜もち麦ごはん」(いずれも162円)をあわせて食べてみた。「スパイスカレー」以外は、ごはんも含めレンジで加熱調理するだけで食べられるので、手軽&ちょっとリッチなご褒美メニューとして最適。3COINS+plusの「ごはんもん」で、食欲の秋を目一杯楽しんでみてはいかがだろうか。

清談社

清談社

せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。
株式会社清談社

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