消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
自宅を訪ねる、街で声をかけるなど、店以外の場所で商品やサービスの勧誘を受けることがある。消費者に冷静な判断をする時間を与えずに、契約を結ぼうとする悪徳商法のケースが多く、その多くは消費生活センターへの相談やクーリングオフ制度(強引なセールスで契約した場合、一定期間内であれば契約を解除できる制度)で解約ができるものの、話を聞かずにキッパリと意思表示をすることが大切だ。
こうしたケースのほかにも、18歳以上の大学生となれば、スマートフォンにおけるコミュニティサイトの閲覧制限やコミュニケーションアプリの機能制限が外れることになり、知らない人からのリクエストメールなどが急増する。それとともに、援助交際や詐欺など危険な話が持ち込まれるSNSトラブルの危険性も高まってくる。「モデルになりませんか?」などと気を引く言葉で誘って、化粧品やダイエット商品、エステのサービスチケット、絵画などを売りつける「新手のキャッチセールス」のトラブルもある。
まさに、周りは危険だらけという感じだが、こうしたトラブルに共通しているのは、人の話を断りきれないタイプが狙われているということ。自分がそういうタイプだと感じたら、あやしげな勧誘には最初から接触しない、下手に対応したりせずに、無視して逃げ出すという姿勢が必要かもしれない。
(文=編集部)
『大学生が狙われる50の危険』 偽ボランティア団体、スマホ・SNSトラブル、ネット炎上、出会い系詐欺、ストーカー、自転車事故、アルバイトのトラブル、大地震、妊娠・性トラブル……いまどきの大学生が陥りやすい危険の数々と、その対処法を教示した一冊
Business news pick up
RANKING
5:30更新関連記事
2024.06.26 17:00
2024.06.19 16:35
2024.03.17 17:30
2024.02.27 09:34