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iPhone 15の充電状況がひと目で分かる – LEDディスプレイ付きUSB-Cケーブルが超便利!

文=オトナライフ編集部
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iPhone 15シリーズでは従来のLightning端子に代わり、汎用性の高いUSB-C端子が採用されました。しかし、気になるのは「本当にUSB-Cで急速充電されているのか?」ということでしょう。そのような人にオススメしたいのがLEDディスプレイ付USB-Cケーブルです。これは実際に何ワット(W)で充電されているのかLEDディスプレイで確認できる優れもの。今回は、首佩(Shoopii)という中国メーカー製品を実際に購入して使ってみました。果たしてその結果は?

そもそもLEDディスプレイ付USB-Cケーブルって何?

iPhone 15シリーズでは、Lightning端子に代わってUSB-C端子が採用されたことは皆さんご存じでしょう。

USB-C(USB Type-C)は、Androidスマホやモバイルバッテリー、ノートパソコンなど、幅広く採用されている汎用性の高いケーブルです。

iPhone 15がようやくUSB-C端子を採用したことで、高価なApple純正ケーブルを買わなくても、格安な市販のUSB-Cケーブルを利用できるのは大きなメリットでしょう。

しかし、格安なUSB-Cケーブルの場合は、本当にしっかりと急速充電されているのか、気になってしまう人もいるはずです。

そのような場合は、LEDディスプレイ付USB-Cケーブルがオススメです。これは実際にiPhone 15が何ワット(W)で充電されているのかLEDディスプレイで確認できる優れもの。

そこで今回は、筆者がAmazonで購入した首佩(Shoopii)という中国メーカーの「S10CC」を使用し、実際にiPhone 15 Proを充電してみることにしました。

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Amazonで探すと端子にLEDディスプレイが装備され、何ワット(W)で充電されているか確認できるタイプのものがたくさん販売されています(画像はAmazon公式サイトより引用)
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首佩(Shoopii)「S10CC」のパッケージは意外としっかりしており、箱の中身はUSB-Cケーブルと取説らしきカードが1枚入っていました(筆者撮影)

首佩(Shoopii)は充電ステーションや充電器、USBケーブルを扱う会社。パッケージの裏を確認すると、中国の深センにある「Shenzhen shoupei Technology」という会社のようです。

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パッケージ裏には首佩「Shoopii」の住所や電話番号も記載されており、中国の深センに会社があるようです(筆者撮影)

今回購入した「S10CC」というモデルは、LEDディスプレイ付USB-Cケーブル。ケーブル長は1.2mあり、USB PD規格に対応しており最大100Wの給電も可能とのこと。

ケーブルは編み込み式の高耐久ナイロン素材を使用し、3万6,000回以上の折り曲げにも耐える優れた耐久性を実現しているそうです。

ただし、データ転送速度は最大480MbpsのUSB 2.0規格となりますので、最大10GbpsのUSB 3.2 Gen 2相当に対応するiPhone 15 Pro/15 Pro Maxでデータ転送するとき、本来のスピードは出ません。

ちなみに、どこまで対応してもらえるか分かりませんが、18カ月保証もついており価格は1,049円。0.3m版であれば749円で購入できます。

●首佩「LEDディスプレイ高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 100W PD対応(S10CC)」は→こちら(Amazon)

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首佩の「S10CC」は最大100Wの充電に対応。ケーブルは編み込み式で耐久性も高そうです。端子のLEDディスプレイ部分はシリコンカバーで保護されていました(筆者撮影)

iPhone 15 Proは何ワットで充電できる?

それでは、さっそく首佩「S10CC」を使って実際にiPhone 15 Proを充電してみましょう。

LEDディスプレイのある端子側をiPhone15 Proに、反対側をACアダプタ側に接続します。

すると、LEDディスプレイには7Wと表示されました。これは、USB2.0のLightningケーブルとほぼ同じW数になります。

とはいえ、本当に正しい数値が表示されているのか気になったので、USBチェッカーを利用して測定してみることに。

すると、5.02V/1.24A=6.24Wでしたので、LEDの表示はさほど間違っていないことが確認できました。

iPhone 15 Proを充電した結果

iPhone 15 Proを充電した結果1
首佩「S10CC」を使ってiPhone 15 Proを充電してみたところ、LEDディスプレイには7Wと表示されました(筆者撮影)
iPhone 15 Proを充電した結果2
USBチェッカーで測定したところ、5.02V/1.24A=6.24Wでした。実際に計測中の表示は6~7Wの間を行ったり来たりしていたので、首佩「S10CC」のLED表示はさほど間違っていないようです(筆者撮影)

首佩「S10CC」はUSB Type-C対応ケーブルなので、Androidスマホでも使用できます。そこで、筆者所有のOPPO Reno5 Aで充電実験を行ってみました。

その結果は4Wでした。通常、USB Type-Cケーブルなら10W程度で充電されるはずなので、ちょっと残念な結果です。

USBチェッカーで測定したところ5.02V/0.91A=4.56Wでしたが、さすがに1Aを越えていないのは厳しいですね。

Androidスマホ(OPPO)を充電した結果

Androidスマホ(OPPO)を充電した結果2
首佩「S10CC」を使ってAndroidスマホ(OPPO)を充電してみたところ、LEDディスプレイには4Wと表示されました(筆者撮影)
Androidスマホ(OPPO)を充電した結果2
USBチェッカーで測定したところ、5.02V/0.91A=4.56Wでした。1Aを越えていないのはかなり遅いです(筆者撮影)

最後に大電力を必要とするMacBookを充電してみましょう。その結果は19Wで充電できました。LEDディスプレイにはしっかり「PD」と表示されるのが確認できます。

PDとは「USB PD(USB Power Delivery)」のことで、USBで最大240W(48V/5A)までの大電力を供給できる規格。首佩「S10CC」の場合はPD対応で最大100Wまで給電可能です。

ちなみに、このMacBookはほかのUSBケーブルでも通常は20~22W程度で充電されますので、まずまずの結果だと言えるでしょう。

MacBookを充電した結果

MacBookを充電した結果1
大電力を必要とするMacBookを充電したところ19Wで充電されました。LEDディスプレイにはUSB PD規格対応であることを示す「PD」マークも表示されています(筆者撮影)
MacBookを充電した結果2
USBテスターでの結果は12.2V/1.62A=19.85Wでした。約20Wですので十分な給電性能だと言えます(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? iPhone 15シリーズがUSB-Cに対応したことで、格安の市販ケーブルを利用することができるようになりました。

でも、急速充電されているか不安だということなら、LEDディスプレイ付USB-Cケーブルを使ってみましょう。

今回Amazonで購入した首佩「S10CC」は、価格も安くしっかりLEDディスプレイで何ワットで充電されているか確認できます。

なぜか、Androidスマホは4Wでしか充電されませんでしたが、iPhoneやMacBookではさほど問題なくしっかり急速充電できました。

ただし、Amazonの中華製品のなかには不良品も紛れ込んでいますので、購入は自己責任でお願いします。

※本文中の価格は2023年11月24日時点のもの。また、消費税込みの価格になっています。

オトナライフ編集部

オトナライフ編集部

iPhone/Androidスマホ、SNSなどの便利な使い方からPayPay、楽天ペイやネット銀行、金融アプリまで、誰もがスマホを持つ時代に便利なテクニックやポイント還元などお得な情報を紹介・レビューするITメディア。株式会社メディアソフトが運営。

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