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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

「このハゲー!」の豊田真由子議員に復帰の動き…「ポスト豊田」の動向が永田町で注目

文=神澤志万/国会議員秘書

 私たち永田町の“国会女子”は、正直、他人の恋愛事情にはあまり興味がないのですが、不倫で罪のない家族に迷惑をかけたり記者会見で嘘を言ったりするのはいけないと思います。

 もちろん、その前に「不倫のような“障壁”がないと恋愛感情が湧かないのか!」と突っ込みたいです。真面目に仕事をしている多くの議員たちの影がますます薄くなっているようで、同情してしまいます。

 今回の入閣組のなかにも、今後、不倫問題で追及を受ける可能性が高いといわれる重要閣僚がいます。「(就任前に)本当に身体検査(過去のトラブル調査)をしたのかなぁ」と秘書たちは心配しています。

 現在、自民党の身体検査は実質的に派閥が責任を持つため、派閥によっては、多少問題があっても見過ごされてしまうこともあります。そもそも、身体検査を行う側の人たちが国民の感覚とかけ離れているので、「何が問題なのか」ということを理解できていないのでしょう。

 また、私は「ポストとよたま(豊田真由子)」といわれている佐藤ゆかり議員の動向にも注目しています。証券会社のエコノミスト出身の佐藤議員は、本来であれば副大臣あたりで入閣してもおかしくない実力の持ち主ですが、いかんせん「お騒がせ事案」が多すぎて、党内と地元の双方で人望がありません。

「政界の渡り鳥」ともいわれるほど選挙区をコロコロ変えている彼女が、次はどこの選挙区から出馬するのか、そもそもできるのか、という話も出ています。

 そして、より重大なのが佐藤議員の元カレと思われる人物の入閣です。この元カレは、別の女性と現在進行中の不倫が噂されており、今後は報道などで表面化すると思います。

 それにしても、新大臣たちの顔ぶれを見ながら「元カレ探し」とは情けない話ではありますが、正直、秘書たちからは期待されていない内閣であるともいえます。「これ以上、不祥事を起こさず、私たち秘書にフツーに仕事させてくださいね!」と祈るばかりです。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg

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