豊田真由子氏、家政婦ともトラブル…希望の党、公認時に新人候補へ執拗に「上納金」を要求
また、新人の候補者たちは“踏み絵”代わりに最大700万円の「上納金」を振り込まされているため、資金繰りが大変です。そもそも、第1次公認の発表が夜中にずれこんだのも、「新人候補者全員の振り込みを確認するのに時間がかかったから」と聞いています。新人候補者には何度も振り込みを要請する電話があったそうで、ある候補者は「サラ金の返済の督促電話みたいで怖かった」と言っていました。
小池百合子代表の「排除します」や若狭勝氏の「政権交代は次の次」という発言も論外です。最初に「安倍政権打倒」とタンカを切ったのですから、そのまま行けばよかったのに、定まっていません。
政権交代は、国民の意識が高まっている勢いのあるときに一気にやらないといけません。「気合いで政権を取って、きちんと閣僚を吟味し、小池代表の意向をくんだ人たちに政権運営を任せるようにすればよかったのに」と永田町の秘書たちは思っています。
とっくに、希望の党に「希望」は見えません。民進党から希望の党に移籍して出馬している候補者の秘書たちは嘆いています。でも、嘆いていないで新たな展望や希望は私たちでつくっていきたいと思います。
私たち秘書も「何やってんだかなぁ」と思う候補者もいるにはいるのですが、国民のみなさまには、ぜひ政治に期待していただきたいです。投票によって、みなさんの声は、きちんと届きます。そのことを、これからもお伝えしていきたいと思っています。
地域によっては、投票すると「投票済」という証明書が発行され、商店街に持参すると特典を受けられるところもあります。投票率が上がって国民の政治への関心が高まること、それこそが明るい日本の未来像を具現化していくのです。
(文=神澤志万/国会議員秘書)