豊田真由子氏、落選後もお手伝いの女性に「危険行為」…山尾志桜里は不倫疑惑の相手と永田町を闊歩
会派入りは、いずれ入党するための布石なのでしょうが、それ以上に不倫相手と疑われた弁護士の倉持麟太郎氏を政策顧問に起用するというニュースには驚きました。危機管理能力がないですよね。“炎上”するとわかってやっているのでしょうか。
ただ個人的には、お二人が並んで歩いている姿を見て、世間が期待しているような男女の関係、いわゆる一線は越えていないのかも、という印象を受けました。2人の間に緊張感は感じられず、昔からの友人同士という印象です。きっと、“憲法オタク”仲間なのでしょう。
永田町というところは対人関係に緊張感があるので、そういう“お仲間的”な雰囲気があると疑惑を持たれてしまってもおかしくありません。さらに、ホテルの一室に2人で滞在していたのですから、さらに疑惑が深まっても仕方ないでしょう。
誰から見ても疑惑を持たれないように行動する。それも、国会議員に求められる資質のひとつです。山尾議員には、もっと気をつけてもらいたいものです。
「党」「会派」何が違う?永田町のカネ事情
今回の選挙では、立憲民主党や希望の党といった新党が生まれ、無所属の会など野党の会派も増えました。みなさんのなかには「党と会派って何が違うの?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
簡単にいえば、「党」とは「政党」のことです。公職選挙法では「所属国会議員が5人以上または直近の衆院選、参院選の選挙区か比例区のいずれかで全国を通じた得票率が2%以上」の団体をいいます。自民党、公明党、立憲民主党などが該当します。
「会派」は、基本的には同じ議院内で結成する2人以上のグループのことです。無所属でも違う政党の議員同士でもいいですし、複数の政党でひとつの会派をつくることもできます。
そして、政党には政党助成法によって政党交付金(政党助成金ともいいます)が支給されます。これは所属議員の人数によって支給額が決まります。
会派には政党交付金は支給されませんが、衆参両議院の各会派に対して1議員あたり月に65万円の立法事務費と呼ばれる経費が事務局に支給されます。会派は1人でも多いほうが立法事務費が増えるし、その所属議員数によって、各常任委員会の委員長ポストの割り当てなども決められます。そのため、各会派は1人でも多くの議員に入ってもらおうとします。
ほかに自民党内には「派閥」もありますが、これについてはまたの機会にお伝えします。
『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。