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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

自民党議員、元山口組系組員を国会議事堂内に入館させ案内か

文=神澤志万/国会議員秘書

 また、8月2日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、杉田議員の不倫や育児放棄に関する疑惑が報じられました。日本維新の会に所属していた元衆議院議員の河野正美氏と関係があるのではないか、といわれていたそうです。

 この記事について、杉田議員のツイッターでは、なぜか「杉田水脈事務所」の名で「記事および見出しの内容はすべて事実無根」として「読者の方々に誤解を与えるような見出しで掲載されておりますことを大変遺憾に思います」「法的措置も視野に対応を検討しております」と投稿されています。

 議員秘書の間では「河野さんって誰だっけ?」という感じでしたが、そういえば議員宿舎に気軽に女性議員を招いていたことで有名でした。あの上西小百合元議員などにも、食事をごちそうしていたそうです。いずれにしろ、杉田議員も危機管理がなっていないとしかいいようがありません。

東京医大の“女性差別”に文科省職員が絶句

 杉田議員は、2014年10月にも国会で「日本に女性差別は存在しない」と発言してプチ炎上したことがありました。しかし、ダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」によれば、2017年の日本の「ジェンダーギャップ指数」は世界144カ国中114位となっています。

 それを裏付けるかのように、東京医科大学が合格者数の女性比率を3割程度に抑えるため、2011年から一定の試験結果を改ざんしていたことが社会問題化しています。これには、国会女子たちも心の底から怒っています。

「女子の点数を一律に減点する」行為は、明らかな女性差別です。世間の女性たちも、もっともっと怒っていいと思います。杉田議員は、この問題をどうお考えなのでしょうか。

 ずっと前から国会で戦ってきた先輩方、そして今も女性差別と闘っている神澤の世代は怒り心頭です。もう、こんな差別は終わらせたい。決して、次世代に引き継いではいけないことです。

 東京医大を管轄する文部科学省の職員は、「絶句です。これは大学の存続にかかわる事件といっていいでしょう。あまりにも想定外のことで、今後の対応に苦慮しています」と頭を抱えていました。

 この問題は、私学助成金の返納だけでは終わらず、大学法人の認可そのものにも影響が出るでしょう。卒業生や学生のみなさんにはなんの罪もありませんが、減点を指示していたとみられる前理事長の行為は教育者として絶対に許してはいけないことです。

 神澤は、引き続き、このような“けしからん”輩たちの動向を注視していきたいと思います。暑い日が続きます。ただでさえ暑いのに、感情も熱い国会女子でした。みなさま、どうぞご自愛ください。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg

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