無届けで男と海外旅行の山尾志桜里議員、永田町で評判最悪だった“人格豹変”
丸山騒動の裏で鈴木宗男が火消しに奔走
5月14日に除名処分を下した後も、相変わらず日本維新の会関係者は「丸山議員問題」でバタバタしています。今も、維新の事務所には丸山議員への批判の電話とともに、維新支持者からの「なぜ同志である丸山議員を守らないのか?」という抗議の電話も殺到しているそうです。
「戦争発言」はもちろんですが、「週刊新潮」(新潮社)や「週刊文春」(文藝春秋)が国後島での「女を買いたい」発言を報じ、本人が「適応障害で2カ月の療養が必要」という診断書を提出して議員運営委員会からのヒアリングを欠席したことで、またまた批判が噴出しました。維新の松井一郎代表(大阪市長)からは、「2カ月も出て来られないなら、もう(議員を)やめて」などと言われています。
電話応対に追われる秘書たちは、もともと丸山議員は問題行動が多かったことや、今回の維新の決定(除名および議員辞職勧告決議案提出)の正当性を説明しているそうですが、「お前の話のほうが嘘くさいわ! 丸山議員は必要な国会議員なんや!」と逆に怒鳴られる始末です。本当に気の毒ですが、駅前で酔っ払ってケンカするなど、さんざん“やらかして”きた丸山議員が、なぜ議員としてやってこられたのでしょうね。
特に週刊誌が報じた国後島での“女性問題”はシャレにならないレベルで、「ビザなし訪問事業」自体が中止になってしまうかもしれないとまで言われていました。
なんと、国後島の「友好の家」(いわゆる「ムネオハウス」ですね)の玄関ホールで酔った丸山議員が「女を買わせろ!」とわめいて外出しようとし、同行していた内閣府の職員が羽交い絞めにして制止する様子が撮影されていたようです。関係者らは、「もしこの動画が世に出たら交流事業はおしまいだ」と考え、口を閉ざしたそうです。そのため、記者団の前での「戦争発言」だけが問題にされたのですね。
この「戦争発言」に関しては、すぐに政府も維新もロシア側に「政府や党としての考え方ではない」と説明して理解を求めました。このとき迅速に動いたのは、新党大地の鈴木宗男代表です。
『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。