消費者が企業活動に抱く疑問を考察するサイト ビジネスジャーナル ⁄ Business Journal
このことから15年はバブルに突入することになり、それが年間を通して続くということが予想できる。もちろん日本経済にとってはプラスに働く。ただし、吉崎氏は「必ず崩壊する時期が来るので、先行きを考えると悩ましい」とそのリスクを指摘する。
円安で企業収益は改善し、財布の紐が固い家計消費に替わって増加する外国人観光客の消費が穴を埋めてくれる効果が期待できる。さらに実質賃金が少しでも上向いてくることで、消費が上向き経済循環が良くなる可能性もある。景気回復の実態が伴ってくれば、バブル感も多少は薄まる。いずれにせよ、1年以上先のことを心配する余裕はなく、明日のことを考えたいという人にとっては、期待が持てそうな年になりそうだ。
(文=海部隆太郎/ジャーナリスト)
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