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「お得の安物買い」で無駄使い&家にゴミを増やすのをやめる実践的方法!

文=新田龍/株式会社ヴィベアータ代表取締役、ブラック企業アナリスト
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(2)1週間置いて考える

「前から欲しかった!」と言うほどでもないが、店頭で見つけて欲しくなったものがあるとしましょう。その時も、すぐに買わない習慣をつけておくとよいです。一度家に帰り、その品物がある生活のイメージとか、クローゼットの中にすでにあるアイテムとの相性などを一晩じっくり考えてみましょう。

 翌日になってもまだ欲しい気持ちが残っていて、それが1週間たっても変わらず必要だと思ったら買う、というくらいがちょうどよいです。筆者の場合、だいたい翌日には熱が冷めることが多く、無駄使い抑制に役立っています。

(3)そもそものスペースを減らす

 気持ちをコントロールするのが難しいという人は、物理的なスペースを制限するといいですね。モノが増えてしまうのは収納できるスペースがあることが理由なわけですから、そのスペースを減らせばいいのです。

 筆者の場合、子供が生まれたとき、自前でオフィスを借りたとき、寝室のリフォームをしたとき、それぞれクローゼットや本棚のスペースを一気に半減することになってしまい、入りきらない分は処分するか、レンタル収納スペースを借りて対応しました。

 そうやって整理してみると、着ない服や使わないモノが大量にあったことに気づけますし、レンタルスペースにも賃料が発生しますから、それ以上増えないように心構えができますのでお勧めです。同様に、スーパーに買い物に行くときは食事してからにすると、余計な食材に目を奪われることもありません。

 ぜひこのようなかたちで、買い物の際には本当に欲しい、必要なものだけを手に入れるような仕組みをあなたなりに考えてみてください。そうすれば、結果的に節約もでき、大切なものだけに囲まれる生活が実現できますよ。
(文=新田龍/株式会社ヴィベアータ代表取締役、ブラック企業アナリスト)

※詳細は著者・新田氏の通算17冊目となる著書『30代で必ずはじめること、やめること』(明日香出版社)をお読みください。
【新田氏のコメント】
私自身の「経験」は、おそらく世間一般では特殊なほうに入るので、参考にならないかもしれません。しかし、私が得られた「気付き」については、多くの方のお役に立てる自負があります。少なくとも、人生を充実させるためのヒントにはなるでしょう。本書は、自身の30代を貫く葛藤の中から、試行錯誤と失敗と成功を経て体得した「行動要諦」です。これから30代になろうとしているあなたに、今日から「始めるべきこと」と「止めるべきこと」を具体的にお伝えしたい!という強い使命感をもって書き上げました。

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新田 龍(にった・りょう):株式会社ヴィベアータ代表取締役、ブラック企業アナリスト。早稲田大学卒業後、「ブラック企業ランキング」ワースト企業2社で事業企画、人事戦略、採用コンサルティング、キャリア支援に従事。現在はブラック企業被害に苦しむ企業の防衛コンサルティングをおこなうとともに、ブラック企業や労働問題に関するコメント、講演、執筆を展開。

『30代で必ずはじめること、やめること』 ・20代までは良くても、30代になったらやめなければいけないこと ・30代でやっておかないと、後々苦労すること ・30代だからこそ挑戦しておきたいこと などを著者の成功談・失敗談を盛り込みながら50項目程度にまとめました。 amazon_associate_logo.jpg

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