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大江英樹「おとなのマネー学・ライフ学」

過剰な健康管理、かえって長生きできないというパラドックス…特に50代以降は逆効果?

文=大江英樹/オフィス・リベルタス代表

 残念なことに多くの人は逆で、若いうちは仕事のストレスで暴飲暴食、運動不足に陥りがちな反面、年をとると過剰な健康管理に走りがちになってしまいます。過去を取り戻すことはできませんが、少なくとも人生後半の50代以降は無理をせず、自然に任せて食べたいものを食べ、楽しく運動できるようにするほうが、結果として楽しい人生を送りながら長生きできるのではないでしょうか。
(文=大江英樹/オフィス・リベルタス代表)

大江英樹/経済コラムニスト

大江英樹/経済コラムニスト

1952年、大阪府生まれ。野村證券で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事した後、2012年にオフィス・リベルタス設立。日本証券アナリスト協会検定会員、行動経済学会会員。資産運用やライフプラニング、行動経済学に関する講演・研修・執筆活動を行っている。『定年楽園』(きんざい)『その損の9割は避けられる』(三笠書房)『投資賢者の心理学』(日本経済新聞出版社)など著書多数。
株式会社オフィス・リベルタス

Twitter:@officelibertas

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