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松崎のり子「誰が貯めに金は成る」

銀行のコンビニATMを「無料化」する簡単な方法…ネット専業はソニー銀行が最強?

文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト

 今後、新生銀行が「無条件で365日すべてのコンビニATMからの引き出し無料」という看板を下ろすとなると、優位なのはゆうちょ銀行、イオン銀行、そしてソニー銀行か。ソニーの月4回、さらにはセブン・イオンATMが引き出し回数無制限というのはかなり強いだろう。

 また、ATM利用手数料を節約する方法としては、各銀行がこぞって打ち出しているデビットカードを利用するのも一案だ。VISAなど国際ブランド付きのデビットは、そのブランドの加盟店であればクレジットカード同様に使える(一部使えない店舗もある)。

 現金を引き出す暇がないときは、口座から即時引き落としになるデビットで支払うのが簡単だ。銀行としても、顧客のATM手数料を負担するよりはデビットで済ませてもらいたいのが本音だろう。むろん、もっとも望ましいのは、生活費は給料日にまとめておろし、その後はATMに近寄らないことなのだが。
(文=松崎のり子/消費経済ジャーナリスト)

※各情報は2018年5月31日現在

松崎のり子/消費経済ジャーナリスト

松崎のり子/消費経済ジャーナリスト

消費経済ジャーナリスト。生活情報誌等の雑誌編集者として20年以上、マネー記事を担当。「貯め上手な人」「貯められない人」の家計とライフスタイルを取材・分析した経験から、貯蓄成功のポイントは貯め方よりお金の使い方にあるとの視点で、貯蓄・節約アドバイスを行う。また、節約愛好家「激★やす子」のペンネームでも活躍中。著書に『お金の常識が変わる 貯まる技術』(総合法令出版)。
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