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さらに、知っておきたいのは、掛け捨てタイプの保険(定期保険や医療保険に多い)の保険料が下がり始めているということだ。
「保険会社の新規参入に加え、医療保険や定期保険などの新商品が続々登場したことで、価格競争が激しくなってきました。特に、2013年はこの傾向が強かったといえるでしょう。これからも保険料は安くなっていくと思います。(略)時がたてば必要保障額も少なくなりますから、保険を見直す効果は大きいといえるでしょう」
「掛け捨てタイプの保険はネット系生保(ライフネット生命、楽天生命など)が総じて保険料が低い」という業界の常識もある。
●保険会社ごとに違う特性、かんぽは総じて割高
「一方、大手生命保険会社の保険料は高いという結果に。しかし、これが個人年金や学資保険になると、順位は逆転します。そう、日本生命や明治安田生命のほうが安いのです。介護保険も大手は充実した保障を準備。こんな違いがあることをご存じでしたか?」
保険会社ごとに独自の強みや特性があり、保険商品も変わってくるというわけだ。
また、郵便局のかんぽ生命保険は総じて保険料が高い。終身保険「新ながいきくん(定額型)」、定期保険「新普通定期保険」、個人年金保険「新定期年金保険」といったかんぽ生命の保険商品は「そもそも保険料が高め」のうえに、「医療特約付きで提案され、こちらから指摘しないと特約付きで加入することになる」のだという。
特約などをつけて複雑化させ、他の生保との比較をさせないというのも、業界の常識だ。やはり、自分のライフステージに合ったシンプルな保険を選びたいものだ。
(文=編集部)
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