著:はづき虹映/世界文化社
「一年の計は元旦にあり」。
これは「最初に計画を立てることが大切だ」、そこから転じて「物事は最初が肝心だ」という意味のことわざですが、まさしく一年のスタートともいえる「元旦」は「1」という数字が並ぶという意味でも、とても重要な日であるといえます。
「誕生日占い」シリーズの著者として知られるはづき虹映さんは、「1」から「9」の数字にはそれぞれ意味が隠されており、その意味を知ることで数字の持っている力を十二分に引き出し、人生に活かすことができるとしています。
「1」は、数字の先頭。そのため、「最初」「スタート」「始まり」といった意味を示しています。発展やスタートというところから新しい何かを始めるならばピッタリなのです。だから、この日に計画を立てて実行するという意味では、確かに1月1日はうってつけなのかも知れませんね。
また、「1」を意識して生活に取り入れると、澱んでいたエネルギーがスムーズに流れ出すほか、「1」の形は「矢印」の象徴でもあるので、今やろうとしていることや選択しようと思っている方向に対して、肯定と承認の意味が込められているそうです。
■1月1日に生まれた人たちの性格とは?
1年366日(2月29日含む)それぞれ性格を説明するはづきさんの最新刊『365日誕生日全書』(世界文化社/刊)から1月1日のページを開いてみましょう。
まず、1月1日生まれの人は根っからのリーダー、大舞台でも物怖じしないとあります。そして、自分の意志とは関係なく、大勢の中にいても、ひときわ目立つ存在であり、華やかな主役のオーラを身にまとっているといいます。
また、さっぱりした大らかな性格で、面倒見も良い親分・姉御肌タイプ。つまり、リーダー気質あふれる存在であるということです。
いかがでしょうか、周囲にいる1月1日生まれの人は当てはまっていますか?
この日に生まれた有名人はJ・D・サリンジャーや夢枕獏氏、高橋源一郎氏といった作家陣の名前が並ぶほか、近代オリンピックの父ともいえるピエール・ド・クーベルタン、映画「ONE PIECE FILM Z」も絶好調のマンガ家・尾田栄一郎氏から、堂本光一さん(KinKi Kids)や役所広司さんら、芸能界で活躍している方々もいます。
自分の性格は一体どのようなものか? そして、今年はどんな位置づけになる年なのか? そして、具体的にどんなことをしようか。新年に一念発起したい人は『365日誕生日全書』を参考にしてみるといいかも知れません。
(文=新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。