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一方的な押し付けではなく、企業自らユーザーに歩み寄り、ファン目線で情報を発信する。例えば企業ツイッターの中の人(運用者)が話題になることがありましたが、田端信太郎さんはソーシャルメディアの属人性を理解し、人間らしさを感じるコミュニケーションをすることの重要性を訴えます。ファッションブランドのバーバリーの“中の人”はこのユーザーと同じ目線を大切にし、これまでとは違った価値を届けながら、ファンを増やし続けているのです。
本書のタイトルにもなっている「売らずに売る」という言葉はまさに現代のプロモーション戦略においての大きなキーワードの一つなのかもしれません。商品を買わなくても行きたくなる店、ネットは販路ではなく「メディア」と捉える。どうしても買わせることに注力してしまうところを、発想を変えてアプローチする。そうすれば、安売りをせずとも、ファンは増えていくのです。
豊富な企業の事例から、プロモーションの「今」を見つめることができる一冊です。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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