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ステップ2「温野菜」で摂取するのは食物繊維。もちろん、生野菜にも含まれていますが、生野菜はあまり多い量を食べられません。水溶性食物繊維は、太る原因の糖質や脂質の吸収を防ぎ、不溶性食物繊維は腸のぜん動運動を引き起こし、消化管で余分な栄養が吸収されにくくなります。
そして最後のステップ「スープや汁もの」は、食物繊維のあとに水分を取ると、お腹がふくらんで満腹感が生まれるため。その後に待っている糖質の多い炭水化物や、脂質の多い肉料理、魚料理などが適量で満足できるようになります。また、温かい汁物は内臓を温め、体温が上昇する効果もあります。
普段つい食べ過ぎてしまいがちな肉や魚、お米などの炭水化物の摂取を抑え、消化と代謝をよくすることがこの3ステップの狙いなのです。
■コンビニ食も「食べ順」を意識すべし!
ここまでが「食べ順」ダイエットの基本的に押さえておかなければいけない部分。
そして、ここからが『いますぐできる3ステップ! 野菜食べ順ダイエット』の真骨頂ともいえる部分です。この3ステップを「コンビニ」「定食屋」「お弁当」「居酒屋」「そば屋」「焼き肉屋」「ファストフード店」といった私たちがよく使うご飯屋に当てはめ、どのような順番で食べれば太らないかを説明してくれているのです。
例えば「コンビニ」では、カレーや麺類、お弁当などともに、サラダやお惣菜などの小さなおかずを組み合わせることがポイントだと庄司さんはアドバイスします。
食生活は、なかなか変えられるものではないもの。だからこそ、その中で出来ることを少し意識して実践することが大事になります。
野菜を食べるようになったけれどなかなか痩せない人、忙しくて食生活にまで気が回らない人、家族に健康的に痩せてほしい人などは読んでみるとヒントがあるはずです。
(新刊JP編集部)
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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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