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「【小説】巨大新聞社の仮面を剥ぐ 呆れた幹部たちの生態<第2部>」第67回

大地震の直後でも接待ゴルフに興じる巨大新聞社社長~不倫暴露で追放できるか?

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 強気の太郎丸に、吉須は、深井に同調するどころか、さらに追い打ちをかけた。それでも、自信満々の太郎丸は

「まあ、その話はもうええ。2週間、動きよった後の話じゃ。そろそろ、若女将が呼びに来よるじゃろうから、これからの段取りを話しよるぞ」

 と言うと、今後の手順を説明した。

 ・『深層キャッチ』からの再取材の要請がある時は太郎丸自身がつなぐ。
 ・掲載は5月30日(月曜日)発売号で、校了は27日の金曜日の昼。
 ・探偵の調査は25日、水曜日まで続ける。
 ・調査結果を踏まえた打ち合わせは26日、木曜日午後4時から「すげの」でやる。

 太郎丸が説明を終えると、若女将が部屋の外から「お見えですよ」と声を掛けた。

「おう、お主らは1階に降りちょってくれや。わしがここにおることは知らんよってな。そのつもりで応対しよってくれや。わしは裏口から帰りよるからな。じゃあ、頼んじゃぞ」
「例の2000億円の救済ファンドに協力する約束はしていませんよ。それはいいですね」

 深井とともに部屋を出る時、吉須はもう一度釘を刺した。
(文=大塚将司/作家・経済評論家)

【ご参考:第1部のあらすじ】業界第1位の大都新聞社は、ネット化を推進したことがあだとなり、紙媒体の発行部数が激減し、部数トップの座から滑り落ちかねない状況に陥った。そこで同社社長の松野弥介は、日頃から何かと世話をしている業界第3位の日亜新聞社社長・村尾倫郎に合併を持ちかけ、基本合意した。二人は両社の取締役編集局長、北川常夫(大都)、小山成雄(日亜)に詳細を詰めさせ、発表する段取りを決めた。1年後には断トツの部数トップの巨大新聞社が誕生するのは間違いないところになったわけだが、唯一の気がかり材料は“業界のドン”、太郎丸嘉一が君臨する業界第2位の国民新聞社の反撃だった。合併を目論む大都、日亜両社はジャーナリズムとは無縁な、堕落しきった連中が経営も編集も牛耳っており、御多分に洩れず、松野、村尾、北川、小山の4人ともスキャンダルを抱え、脛に傷持つ身だった。その秘密に一抹の不安があった。

※本文はフィクションです。実在する人物名、社名とは一切関係ありません。

※次回は、来週3月21日(金)掲載予定です。

BusinessJournal編集部

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