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「貯めることだけが目的」では意味がない――貯金して成功できる人、できない人の違い

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※画像:『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』(午堂登紀雄/著、日本実業出版社/刊)

 片づけられない人のための部屋の片づけ方として、いるモノといらないモノに仕分けして、いらないモノをどんどん捨てて、モノを減らして片づけるという方法がある。「断捨離」という言葉も流行ったが、部屋の片づけだけでなく、人生においても、「捨てる」ことで人生を豊かにすることができるのだ。

 増やさずに、減らす。とっておくのではなく、捨てていく。

 本書『1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣』(午堂登紀雄/著、日本実業出版社/刊)では、「欲しいものを手に入れる生き方」から、「大切なものだけを残す生き方」へシフトする、40の方法を紹介する。

 捨てるべき習慣として「言葉」「人間関係」「モノとお金」「仕事術」「働き方」「弱い心」を本書では挙げている。

 例えば、モノとお金。節約貯金志向を捨てられない人は、人生の縮小均衡を招く。捨てられた人は、深く豊かな人生を得られる。お金を貯めても、ただ貯めるだけでは安心材料以外の意味がない。貯蓄の多さは安心感となって、経済的な不安を軽減させてくれる効果があるが、節約貯蓄志向の問題点は、自分へ先行投資する、という発想になりにくいことだ。楽しいことや自分を成長させることよりも、貯めることが目的になってしまうのだ。そして、そういう人に限って「自分へのご褒美」と称して、どうでもいいものを衝動買いや信じられない投資詐欺に手を出してしまう傾向がある。

 日本人は、平均して3000万円の貯金を残して死ぬという。3000万円の貯金と引き換えに、それを使って得られたはずのさまざまな経験をすることなくこの世を去っていくということだ。お金はただの道具。貯めたお金で何をするかという目的があって初めて、貯金が合理的な行動になるのだ。

 また、写真や手帳。著者の午堂氏は、子どもの頃の写真や過去の手帳などの「思い出」をほとんど捨てているという。過去を振り返って思い出に浸るとか、昔を懐かしむという行為は、一種の現実逃避行動であり生産性はないというのは午堂氏の考えだ。

 保管するものが減れば、物理的に必要な場所が少なくなる。そして、「現在と未来にフォーカスする」とは、過去を振り返るよりも、現在と未来を良くしようと努めることが、結局は過去のあり方も良くするのだという。

 モノを捨てられない人は、本書に挙げられている項目もなかなか捨てることができないかもしれないが、捨てるタイミングを見極めること、捨てる勇気を持つことが必要だ。ただし、人間関係など、一旦、捨ててしまうと二度と手に入れられないモノもあるので、よく見極めることが重要になるだろう。
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。