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谷岡学長の「伊調は選手?」会見が物議…「学長にパワハラ感じた」「高圧的」「一理ある」

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至学館大学学長で日本レスリング協会副会長の谷岡郁子氏(写真:日刊スポーツ/アフロ)
 レスリングの伊調馨選手に関するパワハラ告発問題で、告発された日本レスリング協会の強化本部長・栄和人氏が注目を浴びている。そんななか、3月15日に栄氏が所属する至学館大学の学長で日本レスリング協会副会長の谷岡郁子氏が記者会見を開いて、パワハラ疑惑に反論した。しかし、その様子が物議を醸している。


 告発状には、伊調選手やコーチらが栄氏からの圧力によって練習拠点の警視庁に出入りできなくなったことや、栄氏が伊調選手のコーチに伊調選手への指導をやめるように命じていたことなどが書かれている。文書は内閣府に提出されて大きな騒動になったが、日本レスリング協会は疑惑を否定し、栄氏本人も「伊調選手とはトラブルがなかった」という旨の回答をしている。

 一方、伊調選手自身は「告発状には関与していない」と表明しながらも、内閣府の聞き取り調査に応じて「自分の認識している事実をご説明いたしました。また、日本レスリング協会の第三者委員による調査も、ご要請いただきましたら応えていく所存です。その上で、各調査機関の判断を待ちたいと考えております」とコメントを発表した。パワハラの有無自体については触れていない。

 こうした背景があるなかで、谷岡氏が反論のための会見を開いた。谷岡氏によると、今回の件で至学館に所属するレスリング選手たちにバッシングの声が届いているようで、「わけのわからない風評被害によって深く(関係者が)傷つけられている」と怒りを露わにした。

 さらに、栄氏については「施設を誰に使わせるかを決める権限がない」と前置きして、「その程度のパワーしかない人間なんです、栄和人は。パワーのない人間によるパワハラとはいったいどういうものなのか、私にはわかりません」と強い口調で告発状の一部を否定した。

 また、「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」とも発言。2016年のリオデジャネイロオリンピック後に、伊調選手が今後について「まだ考えていない」と言っていたため、現役選手ではない可能性があるという認識を示したのだ。

 この会見の内容に、各ワイドショーのコメンテーターたちが猛反発している。16日の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの加藤浩次が「『パワハラはなかった』と主張しているんですけど、谷岡学長からは強いパワーを感じましたけどね」と苦言を呈し、15日の『直撃LIVEグッディ!』(フジテレビ系)では、“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏が「大学の学長先生っていう感じがしない」「逆に栄監督なんかにとったら、あの学長怖いだろうなと。パワハラを感じましたね」と疑問を呈した。

「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」という発言については、15日の『バイキング』(同)で薬丸裕英が「伊調さんに対して謝れって思う」と述べ、16日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でも長嶋一茂が「(五輪で)4連覇している人にリスペクトがなさすぎる」と怒りを隠さない。

 インターネット上でも賛否両論が飛び交っている。多いのは、「パワハラの意味も理解してないこんな人が学長なんてあり得ない」「感情的で高圧的な会見。トップがこういう姿勢の時点で、組織はお察しだね」「相撲協会よりダメかもしれない」「反論会見は逆効果だったのでは」といった否定的な声だ。

 一方で、「学長の言っていることも一理あるのでは」「会見の内容に反論している人も感情的になっている」「学長の怒りもわかる」という意見もあがっている。

 はたして、今後どんな事実が明らかになるのだろうか。
(文=編集部)

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