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トイアンナ「私は言いたい」

女子の参加者のほうが多い!女装男子との婚活パーティが最強に盛り上がっている理由

トイアンナ/ライター、性暴力防止団体「サバイバーズ・リソース」理事
女子の参加者のほうが多い!女装男子との婚活パーティが最強に盛り上がっている理由の画像1「Gettyimages」より

 婚活業界の方からお話をうかがうと、「サービスが多様化した」と異口同音に言う。かつて婚活といえば、結婚相談所へ相談するくらいしか手段がなかった。それが今や日進月歩の勢いでサービスが増えている。

 なかでも「ニッチなターゲットを狙った婚活サービス」の増加は目覚ましい。たとえば2017年にスタートした「キャリ婚」は、バリバリ働く女性と出会うサービスだ。男性はなんと登録は無料で、ただし面談をパスせねばならない。通常男性が登録料を多めに支払う婚活サービスの常識からみると異例である。

 ようやく斬新なサービスにも慣れてきた頃、驚きのお誘いがきた。女装男子との婚活パーティである。

女装を趣味とする男性は、ヘンタイではない

 何も知らない方が女装男子、と聞いて真っ先に思うのは、いかにもチグハグな外見をした、ヘンタイとしての女装男性だろう。だが現実は大きく異なる。ピンヒールに上品なパンツスーツ、モード系のヘアカットでばっちり決める「美女男性」が大量にいるのだ。

 2016年には美しい女装男子を集めた「女装バー」が池袋にオープンし、人気となっている。筆者は女だが、はっきりいってウェブサイトの画像を見ても男か女かわからない。

 実際に女装を趣味とする男性にお話をうかがってみると、いたって普通なことがわかる。ある男性はこう教えてくれた。

「普段は法人向けの営業をしています。もちろん、男性のカッコでね(笑)。女装はなんていうか、気分転換ですね。会社の宴会芸で本気のメイクをしてもらって女装したら好評で、それから気づけばハマってましたね。努力すれば可愛くなれるのが楽しくて。女装する仲間同士で飲むこともありますけど、周りからは女子会にしか見えないんじゃないかなあ」

 女装を純粋な趣味として楽しんでいる様子がうかがえる。

女装男子と出会える婚活パーティへ行ってみた

 だが女装男子にも悩みはある。結婚だ。いくら認知度が上がったとはいえ、「趣味はフットサルです」というのと、「趣味は女装です」というのでは大きな違いがある。女装を趣味として理解してくれる女性との出会いは限られるだろう。

トイアンナ/ライター

トイアンナ/ライター

外資系企業にてマーケターとして勤め、独立。累計5,000人以上の人生相談を受けた経験を受け、恋愛とキャリアを中心に執筆している。これまでにWebを中心に100媒体以上で連載を持つ。書籍に『モテたいわけではないのだが』『確実内定』『やっぱり結婚しなきゃ!と思ったら読む本』など。現在は、公式サイト「恋愛塾」で恋愛関連記事を掲載中。
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Twitter:@10anj10

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