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あの名馬に乗れる!? 密かなブーム「乗馬ファン」急増中のヒミツ

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「AC photo」より

 競馬でお馴染みのサラブレッドは年間6800頭ほどが生産されるが、そのすべてが競走馬としてデビューできるわけではない。

 サラブレッドが一生に一度しか挑戦できない東京優駿(日本ダービー)は18頭しか出走できないまさに選ばれしもののレース。つまり出走できるのは6800分の18で、0.002%という極限の世界なのである。

 加えて無事にデビューしても勝ち上がることができず引退する馬も多く、また重賞を勝つなど活躍してもすべての馬が種牡馬として優雅な余生を送れるわけではないのだ。

 基本的に競走馬は引退すると種牡馬(牝馬なら繁殖入り)、乗馬、功労馬、処分と大きく分けて4つの運命をたどることになる。

 最も幸せなのは種牡馬だろう。ディープインパクトのように種付け料だけで年間75億円も稼ぐような馬は、どんな人間よりもV.I.Pの扱いを受け、専属スタッフによるいたれりつくせりの生活が待っている。

 功労馬は馬主や個人、専用の施設が引退後も世話をしている馬のこと。自らの遺伝子を残すことはできないが、これも幸せな余生と言えるだろう。

 この中で最も競馬ファンに近い存在となるのが「乗馬」かもしれない。乗馬用の馬は特に規定はないため、サラブレッドだけでなくアラブや混血種など様々な種類の馬がいる。ほとんどの牡馬は去勢され、基本的に丈夫で気性がおとなしい馬が乗馬向きとされるが、厳しい訓練を受けてきた競走馬は乗馬として不向きな部分もある。

 それでもかつて重賞を勝った馬、あるいは血統的人気が高かった馬、兄弟に活躍馬がいるような馬が乗馬として全国で活躍しており、競馬ファンにとって「あの重賞勝ち馬」に乗れるかもしれないとなれば、それはうれしいことだろう。

現在は日本全国に乗馬施設があるが、その多くで元競走馬を乗馬用に訓練して活用している。今回はその中でも特に競馬ファンに馴染みの深い元競走馬がいる乗馬施設を紹介しよう。


すずらん乗馬クラブ

北海道にある乗馬施設。下記以外にも多くの元競走馬が在籍して乗馬できる。

・ドリームパスポート
菊花賞(G1)2着
ジャパンカップ(G1)2着
日本ダービー(G1)3着
皐月賞(G1)2着
きさらぎ賞(G3)優勝
神戸新聞杯(G2)優勝

・マイネルブリッジ
NHK杯(G2)優勝
七夕賞(G3)優勝
福島記念(G3)優勝

・ゼネラリスト
シンザン記念(G3)優勝
金鯱賞(G2)優勝