GJ > 競馬ニュース > 怪物オウケンムーン
NEW

JRA牡馬クラシックに「異常事態」発生!? 競馬の常識を覆す「第2のキタサンブラック」怪物オウケンムーンが皐月賞(G1)に”内定”!

【この記事のキーワード】, ,
JRA牡馬クラシックに「異常事態」発生!? 競馬の常識を覆す「第2のキタサンブラック」怪物オウケンムーンが皐月賞(G1)に内定!の画像1

 昨年の2歳王者ダノンプレミアムを筆頭に、ワグネリアン、オブセッションなど早くもハイレベル世代と評される3歳牡馬クラシック戦線に「異彩」を放つ大物が名乗りを上げた。

 11日に東京競馬場で行われた共同通信杯(G3)の最後の直線。単勝1.8倍に支持された武豊騎手のグレイルが伸びあぐねる中、中団から鋭く突き抜けたのが6番人気のオウケンムーン(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)だった。

 デビュー戦こそ4着に敗れたものの、未勝利と500万下を連勝中だったオウケンムーン。特に未勝利戦は2歳のコースレコードを更新する6馬身差の圧勝だったが、それでも12頭中の6番人気に留まったのは、何よりその「地味な血統」のせいだろう。

 父は2008年の菊花賞馬オウケンブルースリ。2012年の有馬記念を最後に種牡馬入りしたが、通算27戦5勝。G1勝ちは菊花賞のみと、当然ながら厳しい種牡馬生活のスタートとなった。

 初年度産駒はわずか13頭。その内JRAに登録された産駒は9頭に過ぎず、新種牡馬としてデビューを迎えた一昨年は、結局未勝利に終わってしまった。現在でもJRAの産駒勝利は、わずか5勝。その内、3勝が本馬オウケンムーンであり、今回の共同通信杯はブルースリ産駒の重賞初出走、初勝利というオマケまで付いた。

 父が菊花賞馬で、母の父も凱旋門賞馬で重厚なエリシオということで、果たしてスピードが要求される東京1800mで通用するのかという、いわば「競馬の常識」がもたらす懸念もあった。だが、いざフタを開けてみれば、上がり3ハロン33.5秒の末脚で突き抜ける見事なレースぶり。想像以上の対応力に、度肝を抜かれた関係者も少なくなかったようだ。

JRA牡馬クラシックに「異常事態」発生!? 競馬の常識を覆す「第2のキタサンブラック」怪物オウケンムーンが皐月賞(G1)に”内定”!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
  2. 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
  3. 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
  4. 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
  5. 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
  6. 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
  7. 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
  8. レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
  9. 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
  10. JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か