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カラスをたずねて三千里「日本カラス紀行」第3回

“カラス不毛の地”大阪に大量の生息地発見!大阪市立長居公園“もぎり取られた枝”の怪奇

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カラスをたずねて三千里「日本カラス紀行」

【第3回】「大阪にカラスがいない説」は本当なのか?(前編)

 映画にスポーツ、VRアニメ――、数多のエンタテイメントが生まれては消えていく日本。ずいぶん唐突に聞こえるかもしれないが、この春から始まる新元号の時代のニュー・エンタメとして、わたしは「カラス」をお薦めしたい。はい、あのカラスです。

 わたしはカラス愛好家のライター。この世にひとりでも多くのカラスファンを増やすべく、「カラス布教」の活動を行っている。彼らをじっくり観察すると、つぶらな瞳は愛くるしく、行動もどこか人間くさくておもしろい。嫁の尻に敷かれたり、こっそり犬のモノマネだってしたりする。まさに「街の無料エンタテイメント」なのである。

 しかも、カラスは古くから神話や祭りにも登場する「人と共に歩んできた鳥」。そこに秘められた物語を知れば、これまでと違った“クールジャパン”が浮き彫りとなるだろう。毎日の暮らしも、より一層味わい深いものになるはずだ。

 日本各地に点在する、カラスの名所やカラス業界のキーパーソンを尋ねて歩く本連載『日本カラス紀行』。「wezzy」からこの「Business Journal」に拠点を移した今回は、大阪から始めようと思う。


たこ焼きや串カツは、カラスの大好物のはずなのに…

 大阪にはカラスがいない。いや、正確には「いる」のだが、東京と比べるとはるかに少ないというのが、カラス愛好家の中でもっぱらのウワサだった。

 確かに以前、難波のアメリカ村に泊まったときは、深夜まで若者が飲み歩く繁華街にもかかわらず、朝はいたって静か。スズメやドバトに交じってカラスが数羽ひらりと空をかすめる程度だった。渋谷のセンター街のような、真っ黒な集団で歩道が埋めつくされるような活気がない。

信じられないだろ、これでも薬師堂なんだぜ…。ジュンク堂 大阪本店前にて。

 どうした、大阪。もっとガンガン来てくれよ。たこ焼きに串カツなど、粉モノ&油ものの食い倒れ天国は、「ジャンクフード大好き!」なカラスたちにとっても、まさに垂涎の楽園なはず。

サクッと衣の薄い串カツは、具材の種類も豊富でクセになるおいしさ。

 インターネットで調べてみると、「大阪の繁華街では、午前3時頃までにごみの回収を終えるからカラスがいないのだ」と説明する記事も出てくる。カラスは日の出前に目が覚め、エサ場に「出勤」して活動を始めるので、そこにエサがなければ彼らも来ないということなんだろう。

 しかし実際、大阪でミナミや難波の繁華街を受け持つ大阪市に問い合わせてみたところ、飲食店などの事業系のごみは民間の回収業者が行うため、夜だけではなく昼の回収もあるそうだ。となれば、東京と大阪のごみ出しルールに、大きな違いはないようにも思える。ごみが関係ないとしたら、大阪にはカラスの天敵となるタカなどの猛禽類がウヨウヨしているとか?

 いずれにしても、カラスのいない大都市なんてさみしすぎる。それじゃまるでイチゴの乗っていないショートケーキじゃないか。大阪でカラスと戯れられる「カラスハーレム」は、本当に存在しないのだろうか。

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