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コインランドリー、店舗数がセブン-イレブンと並ぶ…まとめ洗いで家事“時短”に

文=松嶋千春/清談社
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特徴的な「進化系ランドリー」も

 最近、特に増えているのはカフェ併設型店舗。というのも、最新の設備は洗濯機単体よりも洗濯乾燥機がメインで、洗濯から乾燥まで利用すると小1時間かかるため、その間にカフェでゆっくりしてもらおうというわけだ。

 なかでも「進化系ランドリー」と呼ばれる、特色を打ち出したコインランドリーが人気を博している。東京都目黒区の「フレディレック・ウォッシュサロン」は、ドイツ発祥のサロン2号店だ。店内のおしゃれな世界観もさることながら、オリジナルのランドリーグッズを販売するショップコーナーがあり、コーヒーをゆっくり楽しめるカフェラウンジも備えている。単に洗濯する場所以上の、地域のコミュニティとしての機能も持っているようだ。

 新たな広がりを見せているコインランドリー市場について、「まだ伸びる下地はあると思います」と中澤さんは言う。

「ほとんどのコインランドリーでは熱源にガスを使用しているため、タオルや毛布は家で洗うよりもふんわりと気持ち良く仕上がりますし、『干したり、取り込んだりするのがつらい』という高齢者の方の受け皿になれる可能性は十分にあります。店内が明るく利用しやすい店が増えたことを、もっと広く知ってもらいたいですね」(同)

 これまではクリーニングに出すのが当たり前だった布団や靴などを安く洗うことができ、一度に大量の洗濯と乾燥ができるため、まとめ洗いで家事時間が短縮されてゆとりも生まれる。家に洗濯機があると無縁の存在かと思われがちだが、意外にも多くの需要があるからこそ、コインランドリーはしぶとく生き残っているのだ。

(文=松嶋千春/清談社)

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