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住宅ジャーナリスト・山下和之の目

中古マンション販売、新築を上回る…条件に合う物件が格段に増加、“築深”が狙い目

文=山下和之/住宅ジャーナリスト

新築だけに目を向けていると物件探しは困難に

 首都圏新築マンションは例年12月に大きく発売戸数が増加するため、この差がある程度縮小する可能性はありますが、それでもこれまでは想定できなかった大差がつくことは間違いないでしょう。

 これから首都圏でマンション取得を考えている人は、当然のことながら新築だけにターゲットを絞っていては、希望の物件に出合えない可能性が強まってきます。まして、人気沿線の人気駅になると、これまでも新築は年間1棟、2棟しか出てこなかったのが、今後は何年かに1棟しか出てこない可能性も高まります。

 年間2棟、3棟出るような駅であっても、その立地をみると最寄り駅から徒歩5分以内といった交通アクセスに恵まれたマンションは減少、徒歩10分程度はガマンしなければならないといった事態も想定されます。

中古マンションなら新築の2倍近い選択肢がある

 実際、首都圏のマンション市場をみると、図表3にあるように、新築の発売戸数が年間3万戸台にとどまっているのに対して、中古なら新規登録件数が年間7万件近くに達しています。中古に目をむければ、新築の2倍近い選択肢があるわけです。ですから、中古マンションなら、極端にいえば、いつでも、どこでも探すことができます。人気エリアでも、最寄り駅から徒歩3分、4分といった場所に売り物件が出てくる可能性があります。

 すぐにはなくても、少し時間をかけてジックリ探せば、可能になってきます。そのためには、ネット上で物件が出てくるのを待っているだけではダメです。希望エリアが決まっているのなら、その駅に直接足を運んで、何度も不動産会社に立ち寄り、担当者と仲良くなる必要があります。熱心さを評価されれば、希望に近い物件が出てきたときには、優先的に案内してくれるようになるものです。

 それも、三井のリハウス、住友のステップ、東急リバブルといった大手のチェーン店だけではなく、地元の駅前不動産など、地元で長く活動している会社こそ、地元の情報をいち早くキャッチするものです。少しでも得して、賢い消費者になるためには、それなりの努力が欠かせないということでしょう。

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中古市場では築年数の長い物件が急速に増えている

 中古マンション市場が拡大しているといっても、物件選択はその分だけ難しくなると考えておく必要があります。中古物件は新築と比べてまさに玉石混合の世界。自分で善し悪しをシッカリと見極めていかなければなりません。

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