「掃除や上司の話聞くために出社」…早くも満員電車に逆戻り、コロナ第2波の懸念もの画像1
写真はイメージです(Robert Essel/gettyimages)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国で解除され、月初の月曜日となった1日。Twitter上では「#満員電車」のハッシュタグとともにトレンドに上り[石崎1] 、混雑する通勤電車で出社する会社員らの「これは三密(密集、密接、密閉)ではないのか」などと悲鳴の声が溢れた。特に東京都内の地下鉄、JR、各私鉄では従前の混雑状態に戻りつつあるようだ。

通勤ラッシュ時に「満員電車」がトレンド入り

 1日午前、Twitterの日本国内トレンドに「満員電車」がランクインした。午前10時の段階で2万5000件を超えるツイートがなされていて、多くはいわゆる通勤ラッシュの時間帯である午前7~9時に[石崎2] 投稿されたものが目立った。

 投稿されていた複数の写真を見る限り、新型コロナ感染症問題で発生する以前のように「すし詰め」というわけではないものの[石崎3] 、つり革や手すりなどをつかむことができない乗客の姿も多数散見されたほか、窓が乗客の熱気で曇るなど、かつての通勤ラッシュと同じような光景も見られ、4月以前の状況に戻りつつあることがわかる。

「今日から電車めっちゃ増えたぞ」

 Twitterでは、以下のような悲鳴に近い投稿が溢れている。

「ライブだめで満員電車乗るのはいいみたいなの滅んでほしい」(原文ママ、以下同)

「日本がテレワークを続けないのは、家で居場所がなく会社では威張れる管理職が居場所を欲しているからでは」

「想像通り、今日から電車めっちゃ増えたぞ

3密どころか、、、こりゃ第二波来そう」

 東京都中央区の茅場町駅近くの金融関係会社に出社する20代会社員女性は次のように苦笑して話す。

「テレワークできるはずなんですが決済印が必要だとか、もっともらしい理由で今日から全員出社することになりました。今日、私がやる業務はデスクの消毒とか、フロアの掃除とからしいです。その後、経営が危機的な状況にあることを部門長が説明するのだそう。全員出社でオフィスの掃除をすることや、この状況下で上司の話を直接聞く必要があるのかよくわかりません。

 同業他社に勤める友人は、今月中旬くらいまで1週目が2日間出社、2週目が3日間出社というように、テレワークを基本に据えながら様子をみながら出勤する体制です。こういう時に会社の体質が出るものだなと思います」

 厚生労働省が発表した「新しい生活様式」の「公共交通機関の利用の項目」には次のように記載されている。

「混んでいる時間帯は避けて」

 国会でも、通勤電車内での感染拡大の懸念は何度も議題に上がっていたが、抜本的な解決策は出ず、個人の自助努力での対処が求められている。だが、一般的な会社員は出勤する時間を自由に決めることはできない。感染流行の第2波が通勤電車から発生しなければいいのだが。

(文=編集部)

 

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