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【TBS・2020年度版】女子アナ・ベスト9!大黒柱は山本恵里伽、江藤愛の後は田村真子

文=上杉純也/フリーライター
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江藤愛(「TBS公式サイト」より)

 2020年現在の東京キー局各局の女子アナの活躍度を野球の打順に見立てて、徹底分析するこの企画。今回はTBS編だ。なお、DH制を採用した打順にしており、10番目にエースとなる投手を入れている。

1番 宇賀神メグ
2番 上村彩子
3番 山本里菜
4番 江藤愛
5番 田村真子
6番 山形純菜
7番 若林有子
8番 皆川玲奈
9番 良原安美
エース 山本恵里伽

 まず、1番には2018年入社のイキのいい若手を抜擢してみた。宇賀神メグアナは入社3年目ながら、担当番組は『人生最高のレストラン』、『あさチャン!』の水~木サブキャスター、『ひるおび!』の水曜、そして日曜版の『Nスタ』の女性メインキャスターなど多彩。報道に情報系番組にバラエティと、変幻自在にこなす彼女をトップに据えて、打線に勢いをつけたい。

 2番の上村彩子アナは、TBSを代表するスポーツ番組担当女子アナである。『S☆1』の女性メインキャスターと『スーパーサッカー』の女性サブキャスターを担当しているので、お馴染みの方も多いのではないだろうか。

 夜の深い時間に上村アナの爽やかな笑顔を実に観るとホッとするのだが、実は彼女、小・中とバスケットボールをしていて、高校時代には陸上部に所属。2年生時には100メートルハードルで県大会2位になり、地区大会に出場した実績がある。TBS入社後の16年10月には、ちばアクアラインマラソン2016に出場。初のフルマラソン挑戦となったが、4時間38分14秒で見事完走するなど、まさに“スポーツウーマン”なのだ。となれば、21年に開催予定の東京オリンピック関連の番組での活躍も大いに期待されよう。

 また、20年には『NEWS23』でメインキャスターを務める小川彩佳アナの産休中に金曜と隔週水曜に代理のサブキャスターを務めたことも大きかった。15年入社のキャリア6年目で、仕事をバリバリこなす時期に差し掛かった上村アナの安定感を買っての2番起用である。

 さて、ここからはクリーンナップの3・4・5番だ。まず3番には入社4年目の若手の期待の星・山本里菜アナを起用することにする。山本アナといえば、『サンデージャポン』『爆報! THEフライデー』『アメージパング!』、そして『はやドキ!』の水曜サブキャスターと、バラエティを中心にテレビの地上波で4本のレギュラーを持つ売れっ子である。さらにBSとラジオでも各1本ずつ番組を担当する、まさに“TBSの次代を担う若き逸材”。

 あまりにもバラエティ色が強いためか報道系番組からお声がかからないのが弱点といえば弱点だが、このままバラエティ街道まっしぐらに進むのも、将来フリーになったときのことを考えれば“アリ”。打率だけを稼ぐのではなく、そこに長打力も兼ね備えた3番タイプという感じである。

TBS不動の4番は江藤愛

 注目の4番には、今のTBS不動のエース・江藤愛が座る。『ひるおび』での安定したアシスタントぶりは観るものを癒してくれるかと思えば、『CDTVライブ!ライブ!』でのはっちゃけた進行ぶりでは元気を与えてくれる。かつては同期入社した田中みな実アナの“じゃないほう女子アナ”のような扱いだったが、今では期首改編や年末特番の司会を多く任されるなど、まさにTBSの大黒柱。長距離砲というよりも、得点圏打率が高い、点を取りたいときに取ってくれる“頼れる4番”なのである。

 この江藤の後に座る5番には、入社3年目の若手期待のホープを抜擢してみた。田村真子アナである。4番に座る江藤アナにやや長打力が欠ける分、5番の田村アナがそれを補うという意図となっている。

 その田村アナは『まるっと! サタデー』の女性メインキャスターを務め、今やTBSの土曜朝の顔となっているが、それ以上に注目したいのは、番組内で披露する歌声だ。あまりにも歌が“下手”なので、一部で話題となっているほどなのだ。

 とはいえ、『クイズ! THE違和感』の進行を務めていたり、『ひるおび!』と『ゴゴスマ-GOGO! Smile!-』の木・金ニュースコーナーを担当していたりと、宇賀神アナ同様にその活躍ぶりが多彩なのである。

 また、20年には上村アナ同様に『NEWS23』で、メインキャスターの小川彩佳アナの産休中に月・火・木と隔週水曜で代理のサブキャスターを務めたことも大きかった。そのルックスが田中みな実アナに似ていることから“ポスト田中みな実”ともいわれているTBSの時期エース候補に、今後ますます期待がかかる。

 6番には入社4年目の山形純菜アナを起用したい。男性総合司会を務めていたアンジャッシュ・渡部建の不祥事で大激震に見舞われた『王様のブランチ』で進行アナウンサーを担当し、残された女性総合司会の佐藤栞里を随所でサポート。危機に陥った番組を陰で救った立役者の1人なのである。

 ほかにも『はやドキ!』の月・火サブキャスターや『東京VICTORY』の女性メインキャスターを務めている。ラジオも3本のレギュラーを持っており、失礼ながら意外と活躍しているのだ。まだ26歳と若く、今後さらなる飛躍する可能性も秘めている彼女に、これからも注目だ。

“TBSのカトパン(=加藤綾子)”こと良原安美に期待

 7番は、入社2年目の若林有子アナだ。落語家の立川志らくがメインキャスターを務める朝の情報ワイドショー『グッとラック!』のサブキャスターに入社1年目で抜擢され、すでに1年以上がたった。そんな若林アナは、とにかく天真爛漫でキュートな笑顔が印象的。加えてハキハキとしていてしっかり者の一面もかいま見せており、まさに補佐役としては適任。視聴率の低迷で打ち切りが絶えず囁かれている同番組だが、彼女の存在はまさに癒しそのもの。その奮闘ぶりを評価しての7番抜擢となった。

 続く8番にはTBSの早朝の顔・『はやドキ!』の水~金メインキャスターをこなす皆川玲奈アナを、9番には入社3年目・“TBSのカトパン(=加藤綾子)”こと良原安美アナを置く。特に良原アナは、夕方の局の看板報道番組『Nスタ』でニュースプレゼンターを務めているほか、『サンデージャポン』やラジオの『爆笑問題の日曜サンデー』で爆笑問題とも共演中の期待の若手女子アナである。入社3年目といえば、宇賀神アナや田村アナの同期に当たる。この2人には負けていられないところだろう。

 そして9番の良原アナから1番の宇賀神アナへというように、若い入社3年目コンビが続くこの部分がTBSの打線のポイントでもある。

 そして最後の10人目。エースピッチャーには山本恵里伽アナを指名したい。16年入社でキャリア5年目の若手ながら、『NEWS23』のサブキャスターを務めている。さらに同番組のメインキャスター・小川彩佳アナが産休に入った7月6日から10月16日放送分までメインキャスター代理として番組を守り、孤軍奮闘した。その間の視聴者からの評価も高く、小川アナが復帰した今でも山本待望論があるほどだ。まさにTBSの報道番組系期待の若きエースといっても過言ではない。

 以上の10人を並べてみた。15年入社の宇内梨沙アナ、16年入社の伊東楓アナ、日比麻音子アナらが控えに回ったのが残念といえば残念。しかも、彼女たちの後輩に当たる入社2年目の近藤夏子アナ、篠原梨菜アナに、今年入社した大型新人の野村彩也子アナ(父親は能楽師の野村萬斎)も後に控えており、今後、激しいスタメン争いが繰り広げられそうな点が面白く、かつそれがTBSの特徴といえよう。

上杉純也/フリーライター

上杉純也/フリーライター

出版社、編集プロダクション勤務を経てフリーのライター兼編集者に。ドラマ、女優、アイドル、映画、バラエティ、野球など主にエンタメ系のジャンルを手掛ける。主な著作に『テレビドラマの仕事人たち』(KKベストセラーズ・共著)、『甲子園あるある(春のセンバツ編)』(オークラ出版)、『甲子園決勝 因縁の名勝負20』(トランスワールドジャパン株式会社)などがある。

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