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ダーリンは年下の中国人…コロナ禍乗り越え国際結婚、動画制作者に真意を聞く

構成=編集部
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 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、人の交流が大きく制限されるようになって1年半が過ぎた。生活様式は大きく変わり、行動も制限され、移動も自由にはできない。特に海外への渡航には大きな制約がある。

 海外に住む家族や恋人と会うこともままならないが、なかには幸運にも遠距離恋愛を実らせ、晴れて国際結婚に至ったカップルもある。そんなカップルのリアルな恋愛模様を追いかけた動画がYouTubeで公開された。動画を制作した株式会社ワノユメ代表の竹内亮氏 に話を聞いた。

――動画制作の狙いを教えてください。

竹内亮氏(以下、竹内) 今回、“コロナによって引き裂かれた日中カップル”というテーマで撮影したんですが、このカップルだけではなく、同じように会えなくなっているカップルはたくさんいるんです。私自身も中国にいるのですが、親は日本におり、会えていません。最近、親が病気になった際にも会いにいくことができませんでした。

 同じようにコロナの影響で会えないカップルたちは、会えないつらさ、会えた時のうれしさなど、共感できると思います。その両面を描けたらと思い、企画しました。

――動画の最後に、「多くの困難を乗り越え共にいることを誓った恋人たちに捧げる」とのメッセージが流れますが、恋人たちを応援するための動画なわけですね

竹内 コロナが広まり始めてから1年半を超え、会えなくなっている恋人たちは本当に多くいます。その間、電話だけで過ごし、最近になってようやく再会できたり、結婚できたという例が出てきました。なかには耐えきれずに別れてしまったカップルもあります。

2020年2月に武漢がロックダウンして以降、日本が門戸を開放したのはわずか数カ月程度です。その期間中に日本に入ることができた人たちは、恋人や家族に会うことができましたが、タイミングを逃した人はいまだに会うことができずにいます。そのような方々への応援として動画を制作しました。

――日中に限らず、世界各国で遠距離恋愛をしているカップルが同じような状況にあると考えられますから、さまざまな国の方々の心にも刺さるかもしれませんね。

竹内 その通りです。たまたま私たちには日本と中国のファンが多く、今回は募集というかたちで取材対象を探したので、日中のカップルにスポットを当てることになりました。実は私の妻が中国人で、国際結婚しているんです。だからこそ、日中のカップルを応援したいという思いを誰よりも強く持っています。

 国際結婚というのは、かなり大変です。言葉の問題だけではなく、文化も違いますし、育ってきた背景も、考え方もまったく異なるので、最終的に別れるカップルや夫婦がとても多いんです。だからこそ、コロナ禍にあってがんばっているカップルを応援したいんです。

――今、一緒にいられるカップルや夫婦であっても、自分の祖国に帰れず、親族に会えないというケースも多いと考えられるので、そういった方々への応援にもなりますね。

竹内 そうですね。特にコロナが広まりだしてから、日中関係は悪くなっていると思います。それはカップルに限らず、旅行客やビジネス客も含め、人の行き来がなくなっているからです。リアルな交流がなくなると、テレビやネットだけが情報源になります。ネットの書き込みなどは悪口ばかりですから、どんどん仲が悪くなる一方です。実際の国交はそれほど悪くなくても、ネット上は非常に悪い印象ばかりになっているので、それがカップルの関係にも影響するんです。親族から『お前、日本人と付き合っていて大丈夫か』などと言われたりするようです。

――政治的に摩擦が起きている国同士では、民間レベルでの交流が減ると、国民感情は悪くなりがちです。日中、日韓は特に民間人同士の交流や文化交流がなければ、敵対しかねない環境にあります。

竹内 本当にそう思います。

――文化の話が出ましたが、動画内で美香さんが化粧をしている時に、ウェイさんが眉毛を描いてあげるシーンがありました。中国では花婿が花嫁に化粧をするという文化があるのでしょうか。

竹内 中国には“張敞画眉”という故事成語があります。夫が妻のために眉毛を描いてあげる物語が由来となっていて、中国では仲の良い夫婦を表す言葉として使われています。今回のシーンはその中国の文化を参考にしています。

――中国の文化を紹介するというだけでなく、実際に日本で中国の化粧品の人気が高まっていることも動画にした一つの理由ですか。

竹内 今、日本女性に中国の化粧品はすごく人気が高まっています。“チャイボーグ”というのですが、女子高生・女子大生の間では中国製化粧品を使ったり、中国風メイクをするのが流行っています。YouTubeやTikTokで中国風メイク動画も数多く発信され、それらの人気も高いです。

――中国風メイク、中国製化粧品には、どのような特徴がありますか。

竹内 化粧品のパッケージがとてもかわいいのが特徴ですね。動画のなかでも紹介していますが、パッケージが可愛く、口紅のデザインも凝っています。そして派手というのも特徴です。中高年の世代になると、「中国製=粗悪、安物」というイメージがありますが、若い人たちはそのような偏見を持たずに、かわいいものはかわいい、格好いいものは格好いい、と素直に受け入れています。そのような若者の感性に刺激され、今回の動画でも男性が女性に化粧品を贈るシーンを大切に撮りました。

――確かに動画で取り上げられていた口紅のデザインは見事でした。

竹内 そのようなソフト面での文化の交流は大事だと思います。日中が政治的に仲良くなることは難しいかもしれませんが、化粧品をはじめ、アニメや映画などソフトの文化の交流が進むといいと思っています。

――コロナの影響で物流にも影響は出ているかと思いますが、中国製品は日本に多く入ってきていますか。

竹内 今は中国製品も大量に入ってきています。特に女性向けでは、化粧品が流入し、非常に流行っています。男性向け文化としては、アニメとゲームです。

――そのような両国の良い文化などの交流を促す意味も込めた動画といえますね。

竹内 今は行き来ができないですから、余計に文化やモノの交流によって両国の関係が良くなることを期待しています。

――この記事を読まれる方、動画を視聴された方に対してメッセージはありますか。

竹内 言いたいことはいっぱいありますが、中国をもっと知ってほしいというのが一番です。日本国内のメディア、特にテレビや新聞で流れている中国は偏見に満ちています。決して、それらの情報だけで中国を知った気になってほしくありません。当然、完璧な国などなく、中国にも良くないところはありますが、良いところも数多くあります。日本のメディアは中国の悪いところしか流しません。私たちの動画を見て、“リアルな中国”を知ってもらえると嬉しいです。それは中国のためではなく、隣国の本当の姿を知るのは日本人にとっても大事なことだと思います。

――ありがとうございました。

(構成=編集部)

※本稿はPR記事です。

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