イオンのトップバリュ、安くて美味いのはこの5品！ポテチのりしお、さけるチーズ

「トップバリュ」といえば、イオングループの子会社であるイオントップバリュ株式会社が開発を行っているプライベートブランド。

　ピンクのロゴでベーシックな「トップバリュ」、グリーンのロゴでオーガニックな素材選びを押し出した「トップバリュ グリーンアイ」、イエローのロゴでお財布に優しい安さをウリにした「トップバリュベストプライス」、ブラックのロゴで高級路線を打ち出した「トップバリュ セレクト」と、異なるブランド展開で消費者を魅了している。

　充実のブランド展開と、圧倒的なコストパフォーマンスの高さで幅広い世代から支持されているトップバリュ。総合スーパーであるイオンや、都市部をメインに展開する食品スーパーマーケットのまいばすけっとはもちろんのこと、コンビニのミニストップなどでも購入することができるので、トップバリュの商品を手にしたことがある方も多いだろう。

　そんなイオンのトップバリュには、お手軽かつ高い満足感が得られる“マストバイ”な食品が数多く展開されている。今回は、そんなトップバリュの食品を独自リサーチ。今、注目してほしいおすすめ食品を5つ選出したので、買い物時の参考にしてみてほしい。

ポテトチップスのりしお味／73円（税込、以下同）

　仕事のちょっとした合間や、晩酌時のお供にポテトチップスを好んで食べている人もいることだろう。コンビニやスーパーなどには、有名お菓子メーカーのポテトチップスがたくさん並んでいるが、トップバリュからもそれらと遜色のないクオリティーのポテトチップスが発売されている。

　この商品は、遺伝子組み換えでない国産のジャガイモをカラッと軽めに揚げており、味付けにはうま味の強い海塩を使用している。決め手となる青のりも、あおさをブレンドすることで磯の香りが強調されており、高い完成度を実現しているのだ。

　またその安さも特筆に値する。これほどの味の完成度を誇りながら、値段はなんと73円。有名メーカーの同じ容量のポテトチップスが、ネット販売サイトの小売価格が110円であることを踏まえると、相当コスパの良い商品といえるだろう。

やわらかくさけちゃう モッツァレラチーズ プレーン／159円

“さけるチーズ”といえば、有名ブランドの人気商品を筆頭に老若男女に愛される、食べやすくクセの少ないタイプのチーズ。トップバリュもこうした“さけるチーズ”系の商品を出しているのだが、SNS上で「どのさけるチーズより美味しい」と絶賛の声が上がっており、かなりのクオリティーを誇っているようだ。

　実際に購入し、チーズを手で割いてみると、非常にきれいに割くことができた。一口食べてみると、モッツァレラチーズ独特のモチモチしつつもコシのある歯ごたえがしっかり感じられる。その味は、さっぱりしつつもチーズのクリーミーなコクが後味に漂い、あとを引く美味しさ。発酵による酸味が強めではあるが不快に感じるほどではなく、しっかりと本品の個性としてプラスに働いているのが印象的だった。

　原材料もナチュラルチーズのみで余計な添加物なしとかなりこだわっており、豊潤なミルクの香りが楽しめるはずだ。味のクオリティーを維持しつつ、有名ブランドの商品よりも約10円安いので、気になった方はぜひ食べてみてほしい。

ピーナッツブロックチョコ／97円

　コンビニなどで手軽に買えるナッツ入りチョコ。有名ブランド各社が展開する商品は食べやすいサイズのものが多く、その美味しさと相まって食べ過ぎてしまうこともしばしばだ。トップバリュのナッツ入りチョコも、そうした商品に負けない病みつき度を誇る注目の商品といえる。

　ローストした香ばしいピーナッツをチョコレートでコーティングしており、ピーナッツは小粒ではあるが、1つのチョコに5～6粒入っており満足感は十分。ミルキーな味わいのチョコとの相性も抜群である。特筆したいのはピーナッツの食感。ポリポリとしたクランチーな食感は残しつつも、どこかしっとりさもあり、この塩梅がチョコ全体に高級感を与えている印象を受けた。

　一つひとつがゴロッとした大きさで、食べ応えもある。そんなサイズのチョコが72g、個数にしてだいたい8～9個入っているにもかかわらず、値段は97円。100円もしないでこの品質が味わえるのは、正直驚きだ。

濃いクリーミーな味わい ギリシャヨーグルト プレーン／127円

　次に紹介するのは、2012年に全ヨーグルト市場の売上高のうち、なんと約30％を占めるほどの人気を見せ、ブームになったこともあるギリシャヨーグルト。トップバリュのなかでも、とりわけ多くの人から支持されているという同品の実力を見ていこう。

「水切り製法」によって一般的なヨーグルトよりも水分が少なく、濃厚な口当たりが特徴のギリシャヨーグルト。本品を一口食べてみると、まるでクリームチーズのようなねっとりと濃厚な舌触りに驚かされる。そんな濃厚さとは裏腹に爽やかな酸味のおかげで、後味がさっぱりしているのも不思議なバランスでクセになる。

　かなりのこだわりを感じるが、それもそのはず、なんと本品の製造担当は日本でもブームになったギリシャヨーグルト「オイコス」をつくったダノンジャパン株式会社なのだ。人気ブランドとイオングループが共同開発したからこそ、確かな美味しさと低価格が実現したのだろう。

ニュージーランド産の生乳を使用 ダブルキャラメルアイスクリーム／429円

　酷暑の今夏、火照った体をクールダウンさせるために、冷たいアイスクリームを自宅の冷凍庫に常備している人も少なくないだろう。そんな人にぜひおすすめしたいのが、トップバリュが誇るこの大容量アイスクリームだ。

　1Lというボリュームを誇る本品、種類も「ラクトアイス」ではなく「アイスクリーム」でありながら、400円台とリーズナブルなのである。よくアメリカの映画やドラマで、子供がタッパーに入ったどでかいアイスクリームを頬張っている光景を見かけるが、本品はまさにそんな“アメリカンサイズ”で、ひとつ買えばしばらくはアイスクリームに困らないだろう。

　肝心の味わいだが、こちらも“アメリカン”なパンチに満ちている。品名にもあるように、濃厚なニュージーランド産の生乳を使用しており、舌触りはなめらか。また、サクサク食感の焦がしカラメルの粒が入っているのだが、これがいいアクセントになっており実に美味。甘さは強めだが、お皿によそう分を自分でコントロールできるので、食べ過ぎで胸焼けする心配はなさそうだ。

　安さだけでなく、美味しく味わえる高いクオリティーも魅力の「トップバリュ」の食品たち。今回紹介した商品以外にもコスパ良好のおすすめ食品はまだまだ眠っているので、ぜひ店頭に足を運んでお気に入りの商品を見つけてみてほしい。

（取材・文＝A4studio）

※情報は2022年7月6日現在のものです。