
いまや生活インフラともいえるAmazon。「ネットでポチる」というワードが示すように、手軽にインターネットで買い物ができるようになったのは、Amazonの功績が大きいといえるだろう。そんなAmazonも独自のPayサービス「Amazon Pay」を運営している。今回はAmazonだけでなく、さまざまなネット通販で利便性が高いAmazon Payで、いかにお得に買い物をできるかを検証してみよう。
知られざるAmazon Pay
Amazon Payとは、Amazonアカウントに紐づけて登録した支払い方法で決済ができるサービス。2015年からサービスを開始し、2018年からはコード決済にも対応している。Payブームに乗ってAmazon Payコード決済が使えるサービスや実店舗も徐々に増えつつあったが、残念ながら今年1月31日でコード決済サービスは終了した。
ただ、それによってAmazon Payが終了するというわけではなく、ECサイトでの利用は引き続き可能だ。Amazon Payの最大のメリットはAmazonはもちろんのこと、他の初めて利用するサイトでもAmazonアカウントで簡単に買い物ができるという点だ。これによって、個別のサイトにいちいち個人情報やカード番号などを記入する手間がなくなるのだ。
Amazon Payが使えるECサイトは、まんが王国、ふるさとチョイス、ふるなび、三越伊勢丹オンラインストア、ユナイテッドアローズ、adidas online shop、出前館など非常に多いので、予想以上に汎用性は高い。
アマギフのチャージで最大2.5%還元
Amazon Payに登録できる決済方法は、Amazonギフト券(アマギフ)とクレジットカードだ。そこで、Amazonの買い物でより多くのポイントを獲得する方法をそれぞれ紹介していこう。
アマギフには、紙の商品券タイプや、メールなどで送れるEメールタイプなど、さまざまな形態があるが、お得なポイント還元があるのは現金やクレジットカードからチャージするタイプだ。
チャージ金額に応じて還元率が異なり、アマゾンプライム会員ならさらに0.5%上乗せされる。1回のチャージ金額が5000円〜2万円未満の場合は通常会員0.5%、プライム会員であれば1%。2〜4万円未満では通常1%、プライム1.5%。4〜9万円未満では通常1.5%、プライム2%。9万円以上では通常2%、プライム会員だとなんと2.5%のポイント還元となる。
日常的な買い物で9万円以上を消費するのはなかなか時間がかかるが、もしAmazonで高額商品を買う予定のある人は、現金からチャージする手間をかけるだけで、かなりお得になるのだ。また、現金ではなくクレジットカードでチャージする場合、エントリーを行えばチャージ金額5000円ごとに0.5%が付与される。ただし、これはプライム会員限定のサービスなので、通常会員ではクレジットカードからのチャージにはポイント還元は付与されない。