マーライオンに学ぶ?東京経済特区と地方工場群で日本再生
ソフトウェアも、単にプログラムするだけなら、ベトナムやインドとの価格競争に勝てるわけがない。だからハードウェアにしてもソフトウェアにしても、全体的なサービス設計/商品設計に特化する。そういうグランドデザインを生み出せる人材を日本全国から東京経済特区に呼び寄せ、税制面でも施設などのサポートでも優遇し、徹底的に集中投下する。その製造を地方で行うようにする。
例えば、中野区には凄まじいまでの精密技術を持つ人材や工場が多いが、彼らを地方にシフトしてもらうことで、東京経済特区をハイテク設計センター、地方を巨大工場群に変える。こんなプランを僕は夢みている。
政治家ではないし、その夢も持たないので、このプランにはなんの責任も義務もない、単なる妄想だが、少なくともシンガポールが国家的に行っているのは、こういうことだ。
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