ドトールで座席を確保するのは会計の前?それとも後?
人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活!
今週は、林賢一氏が、ドトールの席のとり方について、迷いをぶつけた!
[回答者]ドトールコーヒーお客様相談室 様
喫茶店で仕事をすることが増えた。ノートPCのバッテリー持続時間が飛躍的に増えた結果なので、素直に喜びたいところだが……。
まず探すのは個人経営の喫茶店だ。なるべく地味な喫茶店でお金を落とし、大手チェーン店に負けないように陰ながら応援したいのだ。小さな喫茶店の方が空いているし、気兼ねなく仕事ができるような気がする。
しかし、大都市の駅前では個人経営の喫茶店が絶滅しかかっている。そこで仕方なくセルフサービス式の大手コーヒーチェーンに入るのだが、いつも迷うことがある。
「席を確保するのはコーヒーを買ってからなのか、買った後なのか問題」である。
こんなムーブを目撃したことがないだろうか?
かなり混雑した店内の残り座席はあと1つ。コーヒー購入のために並んでいると、後から来たお客が荷物だけを席に置いて確保。その後、自分の後ろに並ぶ的なムーブ。
このムーブは困る。
先に来店している自分が座席難民になってしまうのだ。不公平感が半端ない。
これはわたしだけの感覚なのかもしれないが、購入前に荷物を座席に置いて「席を仮予約する」的なムーブが肌に合わないのだ。なにかこう、前向きにがっつきすぎているような、座席に対して貪欲な感じがどうもイヤなのだ。
「お前、そこまでして座りたいのか」とすら思ってしまうのだ。いや、自分だって座りたいのだけれど。この微妙な乙女座席心、共感していただける方はおいでだろうか?
とにかく。席を確保するタイミングがお店全体のルールとして決まっているか、お客全員の暗黙の了解として成立していなければ、不公平感が残るのは事実であろう。
そこで【ドトールコーヒーお客様相談室】に直接聞いてみた。
「座席を確保するのは、コーヒーの購入前・購入後のどっちが良いんですか?」