真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ

サトノダイヤモンド「最強コンビ」で凱旋門賞登録! 昨年結果に見る”作戦”の重要性

昨年菊花賞と有馬記念を制し、年明け初戦の阪神大賞典も軽々と勝利したサトノダイヤモンド(牡4 栗東・池江厩舎)が、10月1日に開催される凱旋門賞(仏G1)に登録したことがわかった。
昨年段階から「凱旋門賞挑戦」が示唆されていたサトノダイヤモンド。次走は天皇賞・春(G1)で決定しているが、その後宝塚記念に出走するとは明言していない。これも、秋のフランス遠征を考えて調整するに違いない。陣営は本気で制覇を目指しにいく構えだ。
さらに、僚馬であるサトノノブレス(牡7)も陣営は同時に登録。この2頭を登録したということは、またあの”連係プレー”が見られるということだろうか。
昨年の有馬記念、主役の一角だったキタサンブラックに対し、サトノノブレスがプレッシャーをかけ、結果としてサトノダイヤモンドの勝利につながったのは多くのファンが目の当たりにしているところ。フランスの地でもサトノダイヤモンドの”アシスト役”としての出走する可能性は極めて高い。
そして、凱旋門賞に限らず、欧州競馬ではこういったペースメーカーやアシスト役というのは決して珍しい事象ではない。昨年の凱旋門賞では、勝利したファウンド、2着のハイランドリール、3着のオーダーオブザセントジョージと上位がオブライエン厩舎で占められたが、ファウンドをインコースの最高の状態で抜け出させるための”作戦”が見て取れた。
また、日本馬の挑戦でも、2012年の凱旋門賞ではオルフェーヴルのペースメーカーとしてアヴェンティーノが出走している。今回の「サトノ軍団」の出走が初めてというわけではなく、池江厩舎という点も同じだ。1頭での出走よりも、より期待がもてるというもの。
凱旋門賞には、すでに国内で最大のライバル・キタサンブラックも登録している。ダイヤモンドと激突する天皇賞はさしずめ「凱旋門賞の前哨戦」といったところか。まずはその結果を踏まえつつ、秋のフランスに思いを馳せたい。
PICK UP
Ranking
17:30更新JRA武豊「それが全て」異例の発走遅れでウォーターナビレラ轟沈……幸四郎の“神判断”も台無しに。あまりに大きい桜花賞「ハナ差」の代償
武豊「痛かった」致命的な不利に審議も制裁もなし……。元JRA藤田伸二氏「制裁がなかったらおかしい 」、C.ルメール「騎乗停止」疑惑に冷や汗……【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
JRA川田将雅「一人負け」に高配当ゲットの秘訣!? 相乗効果で浮上する日本ダービー(G1)想定「10番人気」の激穴馬
- JRA全面協力アニメ『群青のファンファーレ』が大コケ!? 『ウマ娘』の対抗馬として4月からスタートも、「話題」を殆ど耳にしないワケ
- JRA福永祐一が語ったM.デムーロ「致命的トラウマ」。オークス(G1)1番人気サークルオブライフ12着大敗に「これがあるから軸にできない」
- JRA【日本ダービー(G1)展望】イクイノックスVSダノンベルーガVSドウデュースVSジオグリフ! 3歳牡馬「四天王」が競馬の祭典で激突!
- JRA川田将雅「オウンゴール」が呼んだ皮肉な結末、母馬への想いも明暗…復活のC.ルメール「来週イクイノックスで頑張ります」
- JRA【オークス(G1)予想】川田将雅×アートハウスは断然の消し! ◎は本命視されているアノ馬ではなく、買うだけの理由がある穴馬!
- JRA【目黒記念(G2)展望】「落馬カラ馬」シルヴァーソニック×川田将雅VS「調教放馬」アリストテレス×武豊! アクシデント乗り越えた2頭が初顔合わせ!
- JRA「1番人気はいらないから1着だけ欲しい」あまりにも有名なダービーの名言、武豊やサイレンススズカも歯が立たなかった二冠馬の圧逃劇