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飛田砂織「100年寿命時代のウェルネスビーイング」

更年期の女性、内臓脂肪型肥満に要注意…「生理活性物質」を増やす生活習慣とは?

文=飛田砂織/クリニックシュアー銀座院長、医師・医学博士

 内臓脂肪型肥満は男性に多いといわれていますが、更年期で女性ホルモンが減少することでも内蔵脂肪がつきやすくなりますので、女性も注意が必要です。男女とも、お酒や甘いものが好きな方は特に注意してください。

 運動としては、30分程度のウォーキングを週2~3回行う、軽い筋トレをするなどが挙げられます。通勤時にひと駅無理のない速さで歩く、階段をなるべく使う、なども有効です。また、甘い物がお好きな方は、甘い物の代わりにアーモンドなどナッツを片手で一掴み程度までゆっくり噛んでいただくと、満腹感が得られるのでお試しください。食物繊維のほか、ミネラルなども豊富なので小腹がすいたときにおすすめです。ただ、ナッツは多過ぎると摂取カロリーが高くなりがちなので摂り過ぎには注意してください。

(文=飛田砂織/クリニックシュアー銀座院長、医師・医学博士)

【参考文献】

1.Matsuda, M. & Shimomura, I. Roles of adiponectin and oxidative stress in obesity-associated metabolic and cardiovascular diseases. Rev Endocr Metab Disord (2014) 15: 1.

2.e-ヘルスネットーアディポネクチン

飛田砂織/クリニックシュアー銀座院長、医師・医学博士

飛田砂織/クリニックシュアー銀座院長、医師・医学博士

美容皮膚科医・アンチエイジング医師 医学博士
東京女子医科大学附属成人医学センター非常勤講師(美容皮膚科)
群馬大学医学部卒業。東京大学などの救命救急センターで救急医として働いた経験や、激務で肌のトラブルを経験したことから、健康を保つための予防医療、美容皮膚治療の大切さを痛感。
日本初のレーザーなどの美容皮膚治療に特化した大学附属の美容皮膚科、東京女子医科大学附属青山女性医療研究所美容医療科(現在は成人医療センターに移転)助教(のち非常勤講師)を経て、2015年に、自らのクリニック、美容皮膚科・アンチエイジングクリニックである『クリニックシュアー銀座』を開設。

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