全国に2万店舗以上を展開している、コンビニ最大手のセブン-イレブン。7月1日にスタートしたスマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」に安全面での問題が見つかり、サービス中止が発表されるなどのゴタゴタで世間を騒がせたが、同月11日には沖縄県に初出店を果たすという明るいニュースもあった。
そんなセブンは、ローソンやファミリーマートといった競合他社と比べ、取り扱っている食品の質が高いという声も聞かれる。季節は夏ということで、冷たい麺類や限定アイスなどが続々と投入されているようだ。
そこで今回は「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」の独断ではあるが、セブン-イレブンの「この夏、買うべき商品5選」を決定。麺類からフルーツ、デザートに至るまで紹介していくので、参考にしていただければ幸いである。
炊出しはまぐりスープ冷し塩ラーメン/464円(税込、以下同)
まず取り上げるのは玉子、メンマ、もやし、わかめ、チャーシュー、ネギ、焦がしネギといった具材がトッピングされている「炊出しはまぐりスープ冷し塩ラーメン」。はまぐりダシの効いた冷たいスープは透き通っており、見た目も涼しげ。夏の落ち込んだ食欲を復活させてくれることだろう。チャーシューは脂身が少なく、味つけが控えめなので、冷やしでもさっぱりと食べられるのが嬉しい。
また、セブンではほかにも「あっさりスープの冷たい牛骨醤油ラーメン」(430円)や「炊出しスープの冷し焼あごラーメン」(464円)など、冷やしラーメンシリーズが充実しており、これらも好評を博しているようだ。
熟成ちぢれ麺喜多方チャーシュー麺/598円
続いては、「コンビニ食品のクオリティを軽く超えている」と評判のセブン-イレブンのチルドラーメンシリーズから、「熟成ちぢれ麺喜多方チャーシュー麺」をピックアップしよう。
喜多方ラーメンといえば、福島県の喜多方市が発祥の食べ物。「坂内食堂」のような有名店ではチャーシューが一面に敷き詰められたメニューが人気で、こちらの商品でも本場のスタイルを踏襲してか、チャーシューを麺の上に8枚きっちり並べてある。スープは、喜多方ラーメンのなかでも王道といえる醤油ベースだ。
先述した「坂内食堂」では朝早くから行列ができるのが当たり前の光景となっているが、この商品を食べてみれば、その理由もわかるだろう。あっさりしたスープに、脂身が少なめの醤油味のチャーシューは、朝でも重たくなりすぎずに完食できるはずである。