9月22日に筆者の最新刊『40歳からは食べてはいけない 病気になる食べもの』(KADOKAWA)が発売されました。その数日前から書店には並んでおり、すでにお読みくださった読者の方々から、温かい励ましのお言葉も頂戴しており、また書評を載せてくださるサイトもあり、非常に心強く思っております。
同書では、白米や精製された白い小麦、精製された白砂糖のことを「白い悪魔の三兄弟」と名付けて、これらの食品を食べてはいけない、と相も変わらず過激なことを述べておりますが、この連載を読んでくださっている皆様には、もうおなじみの話です。
「白い悪魔の三兄弟」を摂取することで結果的に起こる低血糖状態と、うつ病の症状がそっくりということで、このような単純炭水化物を食べるのをやめ、精製度の低い米や豆類などの複合炭水化物を食事の中心に据えるべきと論じております。異論がある方もいるでしょうが、筆者としては談論風発、大いに結構と思っております。ひとつの意見があれば、反対意見があるのは当然のことと考え、自分の意見だけに固執せず、広くいろいろな考えも受け入れ、その上でいずれ「食の安全」に関してのさまざまな見方、考え方をオープンに話し合えるシンポジウムを開けるよう計画・準備しておりますので、楽しみにしていてください。
ほかにも人工甘味料、高果糖コーンシロップ、化学調味料などにも言及し、塩についても書いております。挙句の果てに加齢臭についても書いておりますので、ご興味を持ってくださった方はぜひ、ご一読ください。「余計なことを……」と言われそうではありますが、本の中では、居酒屋に立ち寄ったときの食べ方についても触れております。参考にしていただけましたら幸いです。
輸入レモンは農薬だらけ
おかげさまで、全国各地での講演・セミナーも増え、そのたびに思うのですが、街々にはいい居酒屋があります。初めて訪れた街で、いい店を即座に見つけ出すという特技を持つ筆者でありますが、時々外れることもあります。