正月太りを隠せる!“痩せ見え&小顔”メイク…ファンデの“しっかりのせ”はNG
年末年始においしいものをたくさん食べてのんびりした結果、少し太ってしまった……。そんな人も多いのではないでしょうか。でも職場の同僚や友人知人から「あれ、少し太った?」なんて聞かれたくないですよね。
そこでおすすめなのが「痩せ見えメイク」。いつものメイク方法を少し変えるだけで、シュッと小顔に見せることができるんです。
そこで今回は、過去にメイク講師の経験を持つ美眉アドバイザー・玉村麻衣子が、小顔に見える痩せ見えメイクテクニックを4つご紹介します。
1:ファンデーションは顔の中心のみにのせる
ファンデーションをのせるとき、顔の隅々までしっかりのせている人も少なくありません。しかし実は、生え際やフェイスラインにはあえてファンデーションをのせないようにするのがポイント。
生え際やフェイスラインにファンデーションをのせないことで、その部分が自然な影になり、奥に入って見えます。その結果、輪郭にシェーディングを入れたように、一回り小顔に見せることができます。
シミや色ムラ、シワといった肌のカバーしたいお悩みはほとんど顔の中心部分に存在し、生え際やフェイスラインは特にカバーする必要がない人がほとんど。日焼け止めやメイク下地は顔の隅々までにしっかりのせ、ファンデーションは「中心のみ」を意識してみてください。
2:眉は「床と平行+5度」
頬やフェイスラインをほっそり見せたいときは、眉の角度をやや上昇させて描くのがおすすめ。眉を上昇させると、視覚効果から目元、頬、フェイスラインもキュッと引きあがって見えます。
逆にカタカナのハの字のような困り眉を描くと、目尻や頬、フェイスラインが下がって見え、顔がぽっちゃり見えやすいので要注意。
眉の角度の目安は、床と平行よりもプラス5度程度。眉頭手前~眉山までを、斜め上に向かって上昇させるように描くのがポイントです。これよりも上昇させると、顔がキツイ印象に仕上がってしまうので注意が必要です。
3:眉はやや濃いめ、やや太めに
眉と目は顔の中でも唯一黒い部分になり、顔のメリハリをつくるパーツ。そんな眉が薄すぎたり明るすぎたりすると、顔のメリハリが損なわれ、顔全体がぼやっと膨張して見えてしまいます。そのため、眉はややしっかり描く意識をすることが大切。目安の濃さは「髪色よりワントーン明るい仕上がり」。眉にしっかり色がのることで顔にメリハリが出て、引き締まって見えます。
また、眉はやや太めに描くのもおすすめ。顔の余白部分が少なくなり、小顔に見せることができます。眉の太さの目安は、目の縦の幅の3分の2程度。これより太く描き過ぎると、眉ばかりが悪目立ちしてしまうのでNGです。
4:シェーディングで頬下削り
太ったときにお肉がつきやすい場所といえば頬。そこで、シェーディングで頬に影をつくってほっそり見せるのがおすすめ。最近はドラッグストアでプチプラのシェーディングパウダーが手軽に手に入るので、ひとつ持っておくと便利です。
シェーディングと聞くと「入れる位置が難しい」と感じる人も多いかと思いますが、とても簡単な方法があります。まず、頬をすぼませる表情をしてみてください。このとき、頬の下に影ができた部分に入れればOK。
ブラシにしっかりシェーディングパウダーをとり、手の甲で7割落とすようなつもりでトントンとブラシをなじませてからのせると、入れすぎを防ぐことができます。
これら4つのテクニックを取り入れることで、いつもよりも顔をスッキリ見せることができます。お正月太り解消までの間、ぜひ試してみてください。
(文=玉村麻衣子/美眉アドバイザー)