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射精回数が多いほど、前立腺がんになりにくい?
射精の回数と前立腺がんの罹患との間には、浅からぬ因果関係がありそうだ。また、岡田氏は、この調査結果について以下のように補足する。
「この調査は、その後も続けられ、つい最近、続報が論文として発表されました。追跡期間を10年に延ばしても、結論は変わらなかったとのことです。日本国内では、こちらの論文のほうが注目され、一部のメディアで報じられました。
しかし、これは『40歳以降に1カ月の平均射精回数が21回以上だった人に限り、前立腺がんが少なかった』というものです。日本人で該当する人はいるのでしょうか。しかも、単にがんにならない強い免疫力を持っている人が精力も絶倫だったことを示しているだけかもしれません。この話につられて、無理はしないことです」(同)
あまりにハードルの高い予防策かもしれないが、前立腺がんは高齢になるほど罹患率が高くなるともいわれており、すべての男性にとって他人事ではないだろう。
(文=編集部)
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