風水の伝道師
今回、風水の話を聞くとともに、Dr.コパのこれまでの歩みについても触れた。今や風水は多くの人が生活に取り入れているが、約35年前にDr.コパが風水についての講演などを行うようになった頃は、「迷信」「古くさい」などと言われ、相手にされなかったという。だが、1985年に発表された荒俣宏氏の小説『帝都物語』(角川文庫)の中で風水が登場したり、1990年に完成した中国銀行タワーが風水を取り入れていることが知られ、日本で風水への関心が高まったことが追い風となり、Dr.コパのメディアへの露出も増え「風水」が広く認識されるようになった。Dr.コパ初の著書である『楽しく自分を活かす 住まいの東西南北』(ハート出版)に始まり、今なお風水で多くの人を応援したいとの思いで著書を出版し続けている。
Dr.コパは今の日本について「私を含む60歳以上の大人は文句ばっかり言って、若い人を育てようという気持ちが少ない。私は若い人を応援し、若い人のためにもっと働くべきだと思っています。だから、風水で若い人の力になれればとの思いも込めて風水を伝えています」(同)
若い世代にとって、なんとも心強い言葉とともに、2018年にいち早く良い運気を呼び込むための風水を伝授してくれた。
龍脈をつくる
「日本の国旗も、新年や特別な日に玄関に掲げる風習がありますよね。あれは日の丸の赤と白地が水を表しており、龍が運を運んでくるという意味があると父から聞いたことがある。私はそう信じている」(同)
また、2018年は北西、東南が“良い方角”で、家の中の北西、東南の場所にゴールド、オレンジ、ピンクの物と龍をあしらった物を置くと、より運気が上がるという。