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無印良品を凌駕?ダイソー“300円ショップ”徹底レビュー!圧倒的コスパ&高品質

文=A4studio
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ダイソー「Standard Products」

 3月26日、100円ショップ・ダイソーを展開する大創産業が、新ブランド「Standard Products(スタンダード・プロダクツ)」の第1号店を渋谷マークシティに出店した。「ちょっといいのが、ずっといい。」がコンセプトで、大量消費が前提ではなく、長く愛される商品を目指しているという。そのため、使いやすい機能性とスタンダードなデザインをテーマに商品開発している。

 商品価格のメイン層は330円(税込、以下同)で、他には550円、770円、1100円といった価格の商品が展開されている。

 ちなみに大創産業が展開している「THREEPPY(スリーピー)」という300円ショップとはコンセプトが異なる。しかし、Standard Productsの新たなアプローチによりTHREEPPYを含めた300円ショップ市場のさらなる拡大を図り、今後は約1300品のアイテムを取り揃える予定のようだ。

 さて、開店したばかりだが、SNS上ではさっそく「安いのにクオリティが無印良品レベル」と話題になっている。確かに、「使いやすい機能性とスタンダードなデザイン」という言葉から「無印良品」の商品を連想する方は少なくないだろう。

 果たしてStandard Productsは無印のライバルになり得るのだろうか。そこで実際に店舗を訪問し、購入した商品を利用して感想をレポートしてみた。

平皿21cm ブラウン/330円

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 入店してまず目に飛び込んできたのが食器類だ。「和食器・洋食器という垣根をなくす」ことをコンセプトとし、すべてのサイズ規格を尺貫法で統一しており、お皿を重ねた際の美しさが特徴となっている。

 なかでも「平皿21cm ブラウン」は高級感のある色味の磁器で、21cmというサイズながら330円というお値打ち価格となっている。各サイズのお皿を買い揃えて食器棚に入れれば収まりも見栄えもよく、とても一皿330円には見えないお買い得商品といえるだろう。

 また、平皿だけではなく深皿や木目調のプレート、お茶碗の食器もあり、どの商品もシンプルなデザインで高級感がある。ほかにはサイズ別の耐熱ガラスのコップや各種調理器具も並んでいる。ホームページのヘッダー部分には食器類の写真が映されているように、食器類は同ショップのコンセプトの象徴となっているようだ。

吸水マット(抗菌防臭、無地)/330円

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 食器類以外にもバス、トイレ、洗濯に関する生活用品が並ぶ。どの商品もスタイリッシュでシンプルなデザインなのだが、とりわけ「吸水マット(抗菌防臭、無地)」は低価格、高パフォーマンスな商品といえるだろう。

 ポリエステルとナイロンで作られた「吸水マット」は35cm×45cmと20cm×40cmの2つが入っている。無印良品で購入できる綿麻製のバスマット(Sサイズ)は1990円するのだが、肝心の機能性に大差はないと感じられる。

 むしろ吸収性は本品のほうが優秀といえるかもしれない。コストに対するパフォーマンスは高く、おトクといえるだろう。また、サイズの異なる2つがあるのでさまざまな用途で使用できるし、汎用性は高い。

木スタンドミラー/330円

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 デザイン性で目を引いたのがこの「木スタンドミラー」だ。ブナの木でできたスタンドに16cm×22cmの鏡を引っかけて使用する。フチなしの鏡なので、コンパクトなサイズながら大きく使えるのだ。

 その鏡をスタンドに引っかける際には、縦にしても横にしてもいいので使い勝手がいい。そしてブナ材のスタンドもおしゃれで、他店にはないような優れたデザインをしていて100円ショップには決してないクオリティのアイテムである。インテリアとしても有用だし、なおかつ実用性も高く、こちらも330円の商品とは思えない。

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洗えるマスク Strech Face Mask &mask+/330円

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 今や生活必需品のマスク。雑貨店やアパレル店でもオリジナルのマスクを発売しているが、同ショップも例外ではない。この商品はポリエステルとポリウレタンでできていて、洗って繰り返し使えるマスクだ。

 本品は青や黒、ダークグレーの3色ずつ3枚入りマスクで330円なのだが、無印良品のポリエステル+ポリウレタン製の1枚入り390円のマスクと比べても機能性や着け心地は遜色ない。むしろ、耳に掛ける部分がアジャスター付きなので、より使いやすいぐらいだ。

 その製品クオリティの高いマスクが3枚も入っているのだから、コスパは相当良いといえる。本品を毎日洗濯して使用すればマスクが切れたからと買い足しに行く必要はないだろう。

モバイルバッテリー10000mAh ダークブラウン/1100円

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 同ショップには食器などの生活雑貨だけではなく、スマホ充電用ケーブルといった電子機器も陳列されている。そのなかでもおトクなのが、この商品である。

 無印良品でもモバイルバッテリーを販売していて、その商品は10000mAhで3990円もするため、本品は圧倒的にコスパが優れていると言える。形もコンパクトで価格は約4分の1という驚きのおトク感だ。

 さて、計5つの商品をピックアップしてみて、無印良品のコンセプトととても似ていることがわかった。もちろん無印良品の品は質が良いのだが、そのぶん値が張る場合もある。その点、Standard Productsは無印良品と近しいコンセプトながら、とてもリーズナブルな価格設定なので安心である。

 また、紹介した商品以外にはクッションやスリッパ、買い物かばん、サコッシュといった一般的な雑貨屋に置かれている商品が陳列されていた。店員に話を聞くと、そのなかでも食器類やタオルの売れ行きがいいようだ。タオルは残念ながら購入当時売り切れていて紹介ができなかったのだが、気になる方は入荷のタイミングを待って実際に商品を確認してみるといいだろう。

 現在は渋谷店のみだが、今後は店舗数が増えていく可能性もある。ご紹介したとおり、なかには無印良品のコスパを凌駕する商品もあるので、一度足を運んでみてはいかがだろうか。

(文=A4studio)

A4studio

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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