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というのも、ZOZOHEATは“一人ひとりの体型に合った『あなたサイズ』”と謳っている割に、意外とゆとりがあったのです。ゆったりめの服が好きな人にはZOZOHEATも向いていそうですが、風の通しにくさという点では、ヒートテックに軍配が上がるのではないかというのが正直な感想ですね」(森田氏)
ZOZOHEATは1000を超えるサイズを用意しているはずなのに、森田氏がいう“ゆとり”は、どこからくるのか。
「そもそも、ZOZOSUITの使い方に手こずる人だっているでしょうし、計測データには誤差が生じやすいのではないでしょうか。自分の身体をZOZOSUITで本当に正確に測れている人なら、自分にピッタリなサイズのZOZOHEATが購入できるのかもしれませんが、そうではない人が出てきてしまってもおかしくないということです。
それと私の場合、入力した身長やバストサイズに合った“最適サイズ”のZOZOHEATがちょうど売り切れだったという事情もあります。その最適サイズからプラスマイナス3cm刻みで別のサイズも選べるため、今回はそちらを買ってみたのですが、ジャストサイズのZOZOHEATが通販で即座に手に入るとは限らないのでしょう。このような機能性インナーは、気温が下がってきたときや寒い場所に旅行するときなど、『今すぐ欲しい』というケースが多いはずですので、そこのタイムラグは考えものですね。
とはいえ、袖丈はZOZOHEATのほうがヒートテックより少し長めにつくられており、ちゃんと手首のあたりまでカバーしてくれていると感じました。腕の長さは人によって個人差がありますし、ヒートテックですと、長袖を着ても短いという人もいます。袖丈に関して融通が利きやすいのはヒートテックではなく、ZOZOHEATなのかもしれません」(同)
ZOZOHEATならではの良さがあることも確かだが、森田氏が経験したように、ZOZOの通販ではサイズの売り切れの可能性も否めない。単に機能性インナーが欲しいだけなら、ユニクロの実店舗でヒートテックを買ったほうが早いといえそうだ。
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