眉メイクのトレンド変遷で振り返る平成史…アムラーの「極細眉」、エビちゃんの「上昇眉」
「令和眉」は3D&カラーがポイント
ここからは私の令和眉予想です。
今年の春・夏は多くのブランドからカラーアイライナーが発売されており、ブルー、カーキ、パープル、レッド、ボルドー……など色展開も豊富。目元にさりげなくカラーニュアンスをプラスする“カラーメイク”が注目されています。
眉もブラウンという固定観念から脱却する時代に。ナチュラルで立体的な眉メイクは当たり前、さらにカラーニュアンスでさまざまな表情を楽しむのが最新トレンド。取り入れやすいのはピンクブラウンのアイブロウパウダー。ブラウンよりも女性らしくやわらかな雰囲気になり、肌に血色が感じられるように。
そのほか、カーキやオリーブブラウンのアイブロウパウダーは、かっこよく洗練された雰囲気に仕上がるので、ジャケットをはじめとしたハンサムなファッションにピッタリ。イエローブラウンは眉色を緩和し、やさしく親しみやすい雰囲気に見せてくれるので、カジュアルファッションにもよく合います。そしてレッドブラウンは色っぽい雰囲気に仕上がるので、浴衣との相性抜群。
眉用のカラーパウダーはどれも鮮やかに色づくわけではなく、ほのかに色味が感じられる程度なので、普段のメイクに取り入れやすいです。ぜひファッションやシーンに合わせてカラーニュアンスを楽しんでみてください。
以上、平成の眉メイクのトレンドと来たる令和の眉メイク予想をご紹介しました。時代の移り変わりとともに、眉メイクのトレンドも大きく変わってきました。そしてこれからも、眉メイクはどんどん進化していくことが予想できます。
眉は顔の印象の8割を決めるパーツだといわれています。「もう何年も同じ眉メイクしかしていない……」という人は定期的に眉メイクを見直してみてください。眉を変えることで、あなたの“キレイ”も更新されるはず!
(文=玉村麻衣子/美眉アドバイザー)