ファストファッションブランドの王者として君臨する「ユニクロ」の姉妹ブランドである「GU(ジーユー)」。ユニクロがベーシックで高品質なアイテムをメインに据えているのに対し、ユニクロよりもリーズナブルでトレンドのデザインを取り入れているのがGUといえるだろう。
2006年10月に初出店したGUは、現在400店舗を突破(2018年11月末現在、409店舗)しており、運営会社のジーユーが今年1月に発表した2019年8月期第1四半期の決算によると、売上高は約654億円で7.7%アップ、営業利益は約85億円で4.9%ダウン。一時期のブームが去り、そのテコ入れのためにCMなど多額の広告宣伝費を投入したことが、営業利益減につながったとみられているが、まだ攻めの姿勢を崩していないとも考えられる。
その証拠に、2018年のA/W(オータム/ウィンター)アイテムからは、よりいっそうマストレンドにフォーカスすることを表明していたし、3月15日には地下1階~地上3階で売場面積 約1719平方メートルを誇る、最新旗艦店「GU渋谷店」をオープンさせるなどしているのである。
そこで今回、そんな守りに入らないGUの春アイテムで、男子向けのおすすめの服をリコメンド。「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」が「買うべきGUの服5選」を選び、恋愛コラムニストで10年以上のファッションライター経験もある堺屋大地氏に、おすすめポイントを解説していただいた。
今回、以下の5つを基準として選定した。
(1)ファッションビギナーでも比較的に着こなしやすいこと
(2)難易度の高い“最先端のおしゃれ”は目指さないこと
(3)“ダサい”と思われるぐらいなら無難な着こなしにすること
(4)女子ウケが良く“ちょっとおしゃれ”と思われること
(5)無理に若ぶるのではなく、年相応に大人っぽく見られること
では、「買うべき・買ってはいけない調査班」が選んだ「この春、買うべきGUの服5選」を紹介していこう。