ヌードに変身…女性のフォト撮影ブームの舞台裏〜アラフォー中心に広い世代で人気のワケ

　女性の「ヌード撮り」ブームに火を点けたのは、女性誌『美STORY』（光文社／現『美ST』）だろう。

　10年、40代女性100人によるヌード特集「読者100人の恋写プロジェクト」をスタートさせると、一般の40代女性にもブームが波及。カメラマン・野村誠一氏が、一般女性のヌード写真を撮影するというものだったが、応募が殺到して、第2弾、第3弾も行われたほどだ。

　また、昨今話題の「マタニティヌード」も、ブームに影響している。

（マタニティヌードが人気の「アリア」。ふたりで一緒に撮影する夫婦も）

　妊娠期間中の姿を撮るサービスで、海の向こうでは映画『ゴースト』（パラマウント）の主演女優、デミ・ムーアを皮切りに、90～00年代初頭にかけて、ハリウッドセレブに人気だった。日本では09年以降、マタニティヌードの大ブームが到来。

　特に、20～30代の女性が「私も撮りたい！」と反応したのは、次の4人の「ママヌード」フォトだ。

●歌手のhitomi

●タレントの神田うの

●モデルの梨花

●同・SHIHO

　特に11年10月発売の『アンアン』（マガジンハウス）で、“美し過ぎる臨月ヌード”を公開した神田うのには、女子大生らからも絶賛の声が集中。

「妊婦ヌードってキレイ」「神秘的」との見方が定着した。