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そして現在、いくつかの病院で行うことができる検査として、グロモグラニンAをはじめ数種類のうつ病と因果関係のある成分を分析、数値化することができるようになってきています。あくまでストレス状態を数値化するだけのもので、うつ病診断にそのまま使えるわけではありませんが、費用も5000円以下で、何よりも唾液を採取するだけなので、痛みもありません。
筆者も患者さんからの要望で、確証が欲しいといったリクエストがあった際には提案することにしています。
まだ取り扱っている病院は少ないので、診断を受けたい場合は、最寄りの病院に事前に問い合わせてみるといいでしょう。
(文=中川晶)●中川 晶(なかがわ あきら)
奈良医科大学を卒業後、大阪赤十字病院で内科研修、大阪大学精神医学教室に入局し神経症・うつ病・心身症の臨床研修を重ねる。大阪大学病院神経科・精神科で心身症の外来を約7年
その後、心療内科という言葉がまだ浸透していない関西でいち早く、「こころとからだ」の診療を専門とした「なかがわ中之島クリニック」を開業。現在も院長として勤続医師として従事している。
著書多数。講演の他、親しみやすい説明などからテレビ出演も多い。
<なかがわ中之島クリニック>http://www.nanacli.com/
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