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55歳以降は無駄な人間関係と時間を捨てる…やべき事&心躍る事を最優先に行動

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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 55歳以降の年代は人生の後半戦。この後半戦のための戦略や人生設計を考えている人は案外少ない。人生後半をスッキリ生きるために、何に、どう時間を使えば、自分らしく、有意義な日々を過ごすことができるのか。

人生の後半戦「55歳以降」を豊かに過ごすための時間術

 『55歳から やりたいことを全部やる!時間術』(臼井由妃著、日経BP 日本経済新聞出版刊)では、55歳から捨てるものと始めるもの、時間を割いて大事にするものを人間関係や学び直し、仕事、家族関係などに分けて説明し、「自分らしく生きる」ための方法を紹介する。

 人生後半に大切なのは、生産性や効率よりも、「100%自分らしく生きること」だ。そのためには、効率を求めるのではなく、時間の質を高めることが重要。時間の質を高めるとは、やるべきことを明確にして、余計な物事や人間関係に時間と労力を費やさないこと。本当に必要なことは何か見極め、心躍ることに時間を使うこと。そして、人生のゴールから逆算して、今やるべきことを最優先に行動することだ。そうすることで、本当はこれがやりたかったという本心と、これは人生にプラスにならないので即やるべきことが明確になる。不要と気付いたものをやめれば、その分ムダな時間がなくなり、自分時間が増え、余裕も生まれてくるのだ。

 人間関係においても、自分時間を守る断り術を身につけることも大切。たとえば、仕事以外の外出が週2以上になるものはNG。帰宅時間が21時を過ぎる付き合いはしない。スケジュールの相談ができない仕事はしないなど。こうしたルールを決めておくと、「断ったら雰囲気を悪くするのではないか」「嫌われるのではないか」と悩む時間を短縮できる。また、「何もしていない時間」も、やりたいことを考えたり、理想とする自分に向かってしっかり歩んでいるかを確認できるので、重要な時間。断り術は、自分時間を守り、身軽に人生を生きる基本になるので、マイルールを決めておくといい。

 会社員としての勤め人人生にはいつか終わりが来る。このことをネガティブにとるのではなく、自分が主役の人生を歩む時期と考える。そのために何をすればいいのか。質を高めて、人生後半を豊かなものにしてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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