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また、意外なところでは、楽器やバイクメーカーとして知られるYAMAHAもInteropに出展。実は、電子楽器によって培ってきた音の信号技術を活用し、15年以上前からモデムを開発していたのだ。今年は、中国と日本とをつなぐ高品質なモデムを出展し、その技術力の高さをみせつけた。
デジタルサイネージの新技術にワクワク
システムやネットワークなどの裏方となる技術に比較して、派手でわかりやすい「デジタルサイネージ・ジャパン」の展示は見ているだけでワクワクしてくる。大型化やタッチパネル化など、次々と新しい技術が繰り出されるデジタルサイネージの最先端はいったいどんな状況になっているのだろうか?
ひときわ大きなブースで目を引くのは液晶の代名詞となっているシャープ。そのブランド力を武器に、スカイツリーやなんばグランド花月、仙台駅などにもシャープのデジタルサイネージが導入されている。今回は216vの超大型サイネージをはじめ、壁掛けディスプレイや、タッチパネル式ホワイトボードなどを展示。さらに、ハードからコンテンツまでをワンストップで提供するシャープの活動をプレゼンする説明会には、多くの参加者が集っていた。
日立製作所ではスーパーやコンビニなどのショップ内における、デジタルサイネージの導入事例を展示し、生活に溶け込む同社の製品を紹介した。また、三菱電機では地下鉄車両内に導入されているのトレインビジョンを展示するほか、パナソニックのグループ企業であるpdcからは太陽光発電とリチウムイオン電池によるサイネージが出品された。近年元気がないと言われる日本の電機業界だが、やはりその技術力の高さは世界随一。BtoB事業では、韓国をはじめとする諸外国の製品に負けない底力を実感させた。
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