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「相馬勝の国際情勢インテリジェンス」

トランプ米大統領「夫人隠し」か…学歴詐称&コールガール&演説盗用&不法就労の疑惑

文=相馬勝/ジャーナリスト

演説盗用疑惑

 
 また、メラニア夫人が共和党の次期大統領候補を決める同党全国大会で行ったトランプ氏への応援演説の内容が、ミシェル・オバマ大統領夫人の演説内容と酷似しており、ミシェル夫人の演説を盗用したのではないかとの疑惑が持ち上がったのも、記憶に新しい。さすがのメラニア夫人も、この疑惑についてはだんまりを決めこみ、沈黙を守っていた。その代わりに、演説の草稿を書いたトランプ氏の側近が非を認め、辞意を表明したものの、慰留されており、トランプ陣営は疑惑を認めたかたちだ。

 トランプ氏も米大統領としての資質を疑問視されている向きもあるが、メラニア夫人の「演説盗用」や「学歴詐称疑惑」、さらに「不法就労疑惑」といった3つの疑惑はわずか3週間のうちに相次いで報じられており、高級コールガール説やヌード写真も合わせると、「アメリカのファーストレディとして、国際舞台で活躍できるような資質が欠如しており、不適格」というのはいい過ぎであろうか。
(文=相馬勝/ジャーナリスト)

相馬勝/ジャーナリスト

相馬勝/ジャーナリスト

1956年、青森県生まれ。東京外国語大学中国学科卒業。産経新聞外信部記者、次長、香港支局長、米ジョージワシントン大学東アジア研究所でフルブライト研究員、米ハーバード大学でニーマン特別ジャーナリズム研究員を経て、2010年6月末で産経新聞社を退社し現在ジャーナリスト。著書は「中国共産党に消された人々」(小学館刊=小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞作品)、「中国軍300万人次の戦争」(講談社)、「ハーバード大学で日本はこう教えられている」(新潮社刊)、「習近平の『反日計画』―中国『機密文書』に記された危険な野望」(小学館刊)など多数。

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