安倍首相、ついにパーティーで酒を飲みまくる昭恵夫人に激怒し一喝か
国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。
12月9日、国会が閉会しました。それを受けて、多くの議員は地元に戻って地元活動に精を出します。陳情の方たちもほとんどいないので、来客も少なく、議員会館は静かになります。
閉会中の楽しみは、やはりランチタイムです。会期中はサンドイッチやおにぎりを秒速で食べている秘書たちですが、今は近くのレストランまで足を延ばして“ランチ女子会”を楽しむ光景がよく見られます。
先日、神澤も首相官邸を見下ろせるレストランでランチタイムの女子会を楽しんできました。おいしいものをゆっくり食べながらダラダラ話すだけで楽しいのですが、自然と政治家ネタになってしまうのは職業病ですね。
周囲の会社員たちも、私たちのコアな会話に聞き耳を立てている感じです。
永田町の今年の漢字は「淫」か「悪」?
「2017年の漢字は『北』だってね。ヒネリなさすぎ。これだけ不倫ネタが多かったんだから、偽善の『偽』とかになるかと思ったんだけどな」
神澤より少し先輩のナツミさんがこう言うと、マキさんがすぐにダメ出ししました。
「『偽』は何年か前に選ばれてたよ。不倫なら、『淫』とか『悪』のほうがそれっぽくない?」
「でも、『淫』はちょっとストレートすぎませんか?」
神澤がそう言うと、マキさんは「そりゃそうだね」と納得。「小さな子に『この字、どういう意味?』って聞かれると困っちゃうよね。子どもに『コッカイって何してるの?』って聞かれて、まさか『不倫』とは言えないしねぇ」
「確かに(笑)。でも、若狭(勝/元衆議院議員)は『国会議員の3分の1は不倫をしている』ってテレビでコメントしたらしいですよ」
すると、ナツミさんが「私のまわりでも、議員とデキてる秘書、確かにいるもんね」と一言。
「マジー? 気持ち悪~」
神澤とマキさんが声をそろえると、隣席の会社員グループが会話を止めて、こちらを見ました。
「神澤も『愛人顔』って言われてるんだから、誰かの愛人だったんじゃないのー?」
「え、私ですか? 愛人顔じゃないですよー」
「でもさ、少し前まで永田町では愛人の存在は普通って感じだったよね。議員によっては、世間的に公認の愛人もいたしね」
「そうそう。たいてい『妻も公認の愛人』が金庫を守ってたよね」
「ですね。安心してお金を預けられるようになると、公認になるのかもしれませんね」
「でも、今はなんかコソコソしてるよね。とっくにバレてるのに(笑)」
「文春や新潮の記者さんも、いろんな議員事務所に出入りして情報を集めてるよね」
「次のターゲットは、○○議員らしいですよ」
「尾行態勢の話を聞いたら、すごかったよ。『狙われたら絶対にまけないなぁ』って思った」
安倍首相、ついに昭恵夫人を一喝?
隣の会社員グループの表情がどんどん変わっているのがわかりましたが、秘書たちのガールズトークはさらにエスカレートしていきました。
「また、アッキー(安倍昭恵/首相夫人)がやらかしたらしいよ。パーティーで食前酒をおかわりしたり、もう中締めをした後なのに飲むのをやめなかったりして、総理に怒られたってさ」
「あの夫婦、ヘンですよね」
『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。