「海の王子」から殿下になるのか――。
最近、“小室圭殿下”という言葉を週刊誌ではよく目にする。「週刊女性」(主婦と生活社/6月4日号)は、皇室ジャーナリストの見解を紹介している。
「政府は、安定的な皇位継承を確保するために、今秋に控えている即位関連の儀式が終わったあと、『女性宮家』創設に関する議論を始めるそうです。もし、女性宮家が認められて、宮家の当主となった眞子さまが小室さんと結婚された場合、彼が皇室入りする可能性があるのです」(「週刊女性」より)
当初発表されていたとおりの昨年11月の結婚であれば、眞子さまは一般人となり小室さんの妻となるはずだった。だが、このまま結婚が先延ばしになり、女性宮家の創設の後となれば、その当主の夫となる小室さんが皇族入りし、殿下となるというわけだ。
米フォーダム大学ロースクールのLLMコースを修了した小室さんは、9月にJDコースが始まるまで、同大学の夏期講座を受講するためロサンゼルスに留まる。同誌は皇室担当記者の懸念を紹介している。
「一方の眞子さま、7月中旬にペルーとボリビアを訪問される予定です。同国への訪問には、ロサンゼルスを経由するルートが有力視されており、LAで小室さんと“密会”する可能性があるのです」(同)
世間は眞子さまと小室さんが会うかどうかを気にしているが、秋篠宮ご夫妻が気にかけているのはそこではないと、「女性セブン」(小学館/6月6日号)は宮内庁関係者の声を紹介している。
「夏休みの間もアメリカに滞在し続けるお金があるかどうかは、もはや大した問題ではありません。本来ならば、少しの合間を縫ってでも帰国し、金銭トラブルの解決に取り組むなど真摯な姿勢を見せるべきではないでしょうか。秋篠宮ご夫妻は、“本当に娘と結婚する気があるのか”と不信感をお持ちでしょう。
また、宮内庁や秋篠宮家を通さずに、小室さんサイドは“眞子さまと頻繁に連絡を取り合っている”と交際の状況を暴露したり、“眞子さまの結婚の意思は変わらない”と眞子さまの心情まで語ったりしています。そうした、半ば挑発的な発言は、紀子さまの逆鱗にも触れたそうです」(「女性セブン」より)
金銭トラブルの解決に期待を寄せる一方で勝手な言動に激怒するのは、眞子さまご本人の気持ちを大事にしたいと考える、秋篠宮ご夫婦ならではの苦悩だろう。